- 『日払いの派遣バイト』の大変な所が知りたい方
- 『日払いの派遣バイト』をやってみたいがどんな感じか不安な方
皆さんは日払いの単発バイトをやったことがありますか?
軽作業や解体、ピッキング、引っ越しといったお仕事がわんさか募集していることが多いですが、全部経験した私が大変だったところを語っていきます。
結局楽に稼げる仕事はないってお話になります。
また、派遣元とのやりとりのめんどうさもお話していきます。
【軽作業】印刷物のセット | 【解体】パチンコ台の解体 | 【清掃】ホテル清掃員 |
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派遣バイトのきついポイント1【仕事が決めるまで】
正社員でしたら毎日黙って時間になったら出勤、時間になったら退勤でいいのですが、派遣バイトは自分の会社にいくわけではないのもあり、派遣元への連絡をこまめにしないといけません。
1日、2日でしたら苦ではないでしょうけど、疲労が蓄積されている状態で毎日やりとりするのは段々しんどく感じてくることでしょう。
1日ごとに職場を決めるのが大変
向こうから電話が来て「この仕事やりませんか?」と言われる場合もありますが、基本的には自分から一日ごとに派遣元のアプリやポータルサイトから探して仕事を見つけて申請するのが一般的です。
派遣会社によっては仕事を決めるために「スマホでポチっ」と申請だけではいかないので、毎回電話しなければなりません。
毎日沢山のお仕事からご自身のやりたい仕事を選んで申請するのですが、毎日単発の仕事をやりたい方は毎日申請しないといけません。
休みの日に一気に一週間分登録する方ならまだいいのですが、いつまでできるわからない方なんて一日ごとに様子見しながら明日の仕事を登録しなければならないため、一気に仕事を決めることのできない方は大変です。
電話が来ない派遣会社ならいいのですが、私が登録した派遣会社は毎回電話で申請するだけでなく仕事内容確認の電話も来ていたのでほんとに面倒でした。
まぁでも仕事が決まるだけマシなのかもしれません。
必ず近場になるとは限らない
通勤に時間のかかる遠方でしか仕事が決まらない場合があります。
お住まいの近くに仕事そのものがない場合もあるのでしょうがない部分もありますが、近場の職場が全部他の方で埋まってしまった場合には遠方しかなくなる場合があります。
勤務地がバラバラな可能性がある
必ず同じ職場に行けるとは限りません。
むちゃくちゃ遠い現場をお願いされる場合があります。
何度も行っている仕事でしたら不満も減るでしょうけど、職場選びは早い者勝ちなので慣れている仕事が埋まってしまうことも全然あります。
職場もコロコロ変わると、通勤時間が読めなくて早めに行かないと間に合わない場合もあるので気持ち早めに行かないといけません。
また、慣れない環境は精神的にもしんどいものです。
一応勤務前に通勤時間はどれぐらいまでの距離がいいのか聞かれることがありますが、仕事が埋まってしまうと結局遠くの職場で妥協しなければいけなくなるのであまりあてにしないほうがいいしょう。
交通費がかかるほど損をするパターンが多い
サラリーマンの仕事のように職場が遠ければ遠いほど交通費は多くもらえると思うのが一般的だと思います。
ですが、派遣バイトはそういうの見たことないです。
実際私は学生時代含め、4社ぐらい派遣バイト経験ありますが、距離に応じた交通費支給の会社は見たことないです。
- 交通費なし
- 交通費込みの時給
- 一律の金額で支給
のパターンしか見たことないです。
つまり交通費がかかればかかるほどタダ働きの時間が増えると言うことです。
派遣バイトのきついポイント2【出勤/退勤】
一般的な仕事でしたら決められた時間までにとくに職場に連絡しないで到着すればいいもんですが、派遣バイトですと、毎日3回派遣元への報告が一般的です。
バックレる人が多いからなんでしょうけど、出勤日に毎日連絡してから勤務開始なのは非常にめんどいです。
報告が多い
- 家から出発報告
- 職場到着報告
- 勤務終了報告
これ派遣バイトあるあるなんですが、出勤日は毎日3回報告します。
勤務開始前って朝早い職場だと結構バタバタなのでやってられません。
って言いたくなるのが正直な感想です。(やらなきゃいけないのでやりましたが)
やる側からすると毎日3回も連絡するのがだんだんストレスになってきます。
ですが私の経験上、派遣バイトはどこもやってると思います。
報告方法ですが、専用アプリや電話連絡です。
派遣元が適当
派遣元会社の話ですが当たりハズレが激しいです。
日給や時給だけで会社を選ぶと痛い目をみます。
私は幸いなことに経験ないですが、酷いところですと当日キャンセルを派遣元がしてくるそうです。
丁寧な所は丁寧な対応してくれるのですがたまに初対面なのに偉そうにタメ口で電話対応してくる奴がまぎれてるもんです。
このように派遣元には完全に派遣スタッフを見下してるゴ〇野郎がいる可能性があります。
ぶっとばしに行ってやろうかと思いますが、お金のために我慢するのが一般的です。
派遣バイトのきついポイント3【職場について】
肝心な職場ですが、もちろんどの仕事に就くかで様々です。
- 引っ越しでしたらひたすら外作業
- ピッキングでしたらひたすら工場内で作業
あとは輩みたいな人が多かったり、パートのおばちゃんが多かったりとそこも異なります。
人間関係
毎日同じ職場に行けるとは限ららいのでちょこちょこ新しい職場に経験することが多いでしょう。
私なんかは5日連続違う職場でしたので、毎日知らない人と一緒で不安でしかなかったです。
とはいえ、単純作業が多いのでミスなくやることやっていればとくに何も言われませんでした。
人柄ですが、黙々やる仕事で挨拶も返せないようなコミュ障が多いので、皆無駄な会話を避けている感じでなかなか仲良くなりにくいです。
単純作業は身体がきつくなりやすい
面接なしで誰でもやれる仕事って単純作業になりやすいのですが、頭を使わない仕事って身体がきつい仕事になりがちです。
2日連続地獄の現場に行ってしまうと大変な目にあいます。
一番作業が単純だった職場は開始1分で説明が終わってあとは8時間同じ作業の繰り返しなんて職場もあります。
また頭よりもスピード勝負の仕事も多く、テキパキやらないと間に合わない仕事も多いのでかなり神経を使う仕事が多いです。
汗だくで、まともに歩けないぐらい筋肉痛になる仕事もあり足が痛すぎて足をひきづりながら帰ったこともあります。
喫煙所が遠い可能性がある
肉体労働は工事現場の職人さんのように小休憩があることが多いですが、2階3階建ての工場勤務になってしまった場合は喫煙者の方は大変な可能性があります。
現場によっては喫煙所が遠いため一本吸って戻ってくるだけで休憩終了になる可能性があります。
例えば15分の小休憩になったら急いで1階から3階の喫煙所まで上がってタバコを一本吸ってすぐ1階の作業所まで戻って終わりってこともあり得ます。
そもそも時代なので喫煙所そのものがない職場もあります。
まとめ
- 就業日は毎日3回派遣元に報告が必要
- 単純作業が多いので身体がきつい
- 行きたい職場に必ずつけるとは限らない
- 交通費は一律支給がほとんど
5日間全部違う派遣バイトを実際にやってみての大変な部分をまとめてみました。
やってみて思ったのはこういう体力仕事はきつい仕事だから基本誰もやりたがらないので、体力自慢や何でもいいから仕事をして収入を得たい単発派遣バイトを毎日呼ばないととてもじゃないけど人手が足りない背景を感じました。
楽な仕事はないというのとこれを社員さんは毎日やってることへのリスペクトが芽生えました。
単発バイトを雇わないと社員が残業まみれになってしまうので、病院にも行けずに体力の限界を超えて仕事をしなければいけないと思うと日本で金を稼ぐのって大変だなとも思いました。
日本の闇も感じつつ、新しいことはネタになりますし、経験はいつかどこかで必ず役に立つはずなのでいい経験にもなりました。