- 仕事のニンゲン関係に苦しんでいる方
- 職場のニンゲンが敵に見えてしまう方
皆さん社会人生活は楽しいですか?
実際会社に行きたくない方めっちゃ多いと思います。
根性の時代ではないので、仕事内容以外でもストレスは溜まりますし辛いもんは辛いです。
今回はそんな方向けに加藤隆行先生『「会社行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由』という書籍のレビューになります。
私のような社会不適合者の方なんかかなり悩んでいるニンゲン関係の悩みに重点を置いています。
本書から学んだことと私自身の体験談を含め重要だと思ったマインドをピックアップでご紹介いたします。
筆者情報
筆者情報 | ||
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筆者 | 職業 | |
加藤隆行 | 心理カウンセラー |
2015年に退職し心理カウンセラーになった元サラリーマンのお方です。
著者は心理カウンセラーですが、本書では心理学の難しい話は盛り込んでいない内容となっております。
サラリーマン時代にニンゲン関係の辛さにより休職も経験もある苦労人のお方が書いた本だからこそ学べる内容もあるでしょう。
仕事の人間関係がうまくいかないときに知りたい考え
ストレスの原因は圧倒的にニンゲン関係がトップです。
皆さんも職場の悩みは仕事の忙しさよりもニンゲン関係が大きいと思います。
私はおとなしくて怒らない性格なのかすぐいじめられます(笑)
なので、人よりメンタルケアをしております。
数日に1項目だけでなく、毎日できるものは毎日複数です。
- ハーブティーを飲む
- 入浴剤を入れてしっかり入浴をしている
- 筋トレをする
- 読書をする
- 就寝前はおでこにアイスノンをする
- サウナ行く
なので、メンタルケアは人よりしている自信はあるのですが、それでも大声で新人の悪口ばかりの職場でニンゲン関係悪い職場にいるので全然ストレス溜まってます。
毎日が苦痛で辛い職場です。
私みたいに職場でのニンゲン関係の悩みをお持ちの方は少しでも解決できれば幸いです。
自分にOKを出している
自分を許すことが大切とのことです。
筆者もニンゲン関係でかなり悩んでいる過去をお持ちでコミュ力の高い人達から円満なニンゲン関係の秘訣を色々話を聞きまわったところ
という内容の回答が多かったそうです。
これは自分を肯定することがカギとなっています。
自信のあるない関係なく自分とのニンゲン関係が良好だということです。
大半の方はまずニンゲン関係というと他人との関係を気にすると思いますが、自分自身とのニンゲン関係も気にすることがニンゲン関係で悩まないコツの1つなのでしょうね。
それこそが自己肯定感となり、自信満々に人と接することができます。
つまり他人に潰されるという考えよりもまずは自分に負けないことが一番大事かもしれませんね。
劣等感はさらけ出した方が楽
自分を否定ばかりすると自分に優越性に気が付かなくなってしまいます。
上司から「キミ筋肉凄いね」と褒められても「でも記憶力ないです」みたいに自分の欠点を話すことで返答してしまったりして自分の優越感を自分で潰してしまうのは日本社会にありがちです。
褒められても否定されると相手も褒めているので嫌な気がしますからね。
逆に劣等感も別にすべてが悪いことではなく、自分を悪くいってしまいがちですが、劣等感は表にだしてしまった方が周りが助けてくれる可能性が高まります。
ニンゲンは皆完璧ではないので、劣等感は気にするよりもさらけ出した方がよほど楽ということですね。
タテの関係よりヨコの関係を目指す
なんの話だか分からない方がほとんどだと思います。
タテの世界とヨコの世界についてのお話をしております。
- タテの世界:優劣をつける世界
- ヨコの世界:協力の世界
世の中の職場は恐ろしいタテの世界が多いとは思いますが、これだとただの戦場なのでいいニンゲン関係がなかなか築けません。
ニンゲン関係を円滑にするには自分も他人も肯定することで強力し合える平和な職場にすることです。
それこそがヨコの世界です。
ニンゲン関係で悩んでいる方は戦場というイメージの方が多いと思いますが、戦場で他人を肯定することで仲間意識を作り戦場から解放されるとのことです。
実は敵ではないかも
ニンゲン関係を気にしている方ほど、職場に敵がどれだけ多いか気にすると思います。
普通に仕事をして問題なければかなか全員が敵には見えないとは思いますが、沢山ミスして沢山の人に迷惑をかけてしまったりしたときなんて、皆が自分を責めている気がして身の回りの人が敵だらけに見えることもあるかもしれません。
ですが、そういうのは気のせいなのです。
心理カウンセラーの方がおっしゃっていたのですが、職場の人間関係には『1対2対7の法則』というものが存在しているとのことです。
どういうことかと言いますと職場の方のニンゲン関係はを割合で分類すると以下のように分けられます。
1割 | 2割 | 7割 |
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あなたのことが嫌い | あなたのことが好き | あなたのことはどうでもいい |
職場にあなたが嫌いな人は1割しかいないと言われているように実際はそんなに多くないのですが、相手は敵だと思っていないがついあなたを傷つける言い方をしてしまったことによりあなたが敵だと認識して攻撃することで、味方意識のあった仲間が敵になってしまう可能性もあります。
なので平和にやりたいならちょっとしたことで敵認定をしないことが大切だとおっしゃってます。
他人の感情は気にしない
職場のニンゲン関係で悩む人に多いのが、自分に対してきつい相手の機嫌が悪いかどうか考えてしまうことでしょう。
これだと仕事の目的が機嫌取りになってしまうとムチャクチャ気を遣ってしまってしんどいです。
これは相手は相手の都合で勝手に怒っているだけとのことで、あなたがたまたまそこにいたから八つ当たりしているだけとも言えるとのことです。
なので、相手の機嫌はコントロールできないと思った方がいいです。
感想
- 自分にOKを出している
- 劣等感はさらけ出した方が楽
- タテの関係よりヨコの関係を目指す
- 実は敵ではないかも
- 他人の感情は気にしない
社会人の方で会社に行きたくない方は多いと思います。
日本社会ってホントにストレスのたまることが多いですね。
私もホントに悩んでいるからこそ本書を読んだのですが、皆が仲良く平和なら特に問題ないのですが、心に余裕ない方が多いのか他人のミス一つでグチグチいう人がいたり、否定や揚げ足取りしかしてこない人がいたりすると言われている側はきついもんです。
立場の弱い人ほどニンゲン関係に苦しむことも多く、中には心をやられてしまう方もいらっしゃいます。
これはほんとに人生損してしまうことにもなり辛いことでしかないです。
とはいえ相手は簡単には変わらないので相手を変えることを望むより自分の行動や考えを変えていくことがニンゲン関係を良好にできることにつながるなと感じました。
まずは他人よりも自分に負けずに自己肯定感上げて一緒に頑張って生きましょう!
★★★★
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