- 初めての一人暮らしをする方
- 物件選びの方法がよくわからない方
今回は主に初めて賃貸契約する方向けに物件選びを間違えないためにお話になります。
新生活で初めて賃貸を契約するときって不安な要素が多いと思いますが、1人暮らしにて物件を選ぶ際に注目するポイントをざっくり解説いたします。
入居の不安が少しでもなくなると幸いです。
始めに:時間に余裕があったほうがいい
下手したら一生住むかもしれないお住まいなので、ご自身のためにできるだけじっくり時間をかけて選ぶのがいいでしょう。
- ネットで沢山物件情報を調べて候補を出す
- 気になった物件は取り扱っている不動産に行って実物を見せてもらう
家から近い不動屋さんにしらみつぶしに行くのもいいのですが、ネット時代なのを有効活用してご自身で候補を探してから不動産に向かう方が事前情報を沢山仕入れることもできるのでミスマッチも減るでしょう。
時間のない中物件を決めなければならない方は焦って思ってたのと違う物件を契約してしまうなんてこともあります。
分からなければプロの知恵をお借りするのが最強ですが、物件一軒ごとに細かい違いはあるものなのでご自身の好みの物件情報を100%伝達するのは難しいです。
なので、私は1~7割ぐらいはご自身で間取りや費用などイメージ付けてから不動産に頼む方法をオススメしております。
『初めての一人暮らし』での物件の失敗しないための選び方を7つのポイント
1人暮らしで物件を選ぶ際に注意するポイントは沢山あります。
物件を借りるのもこちらで色々考えなければ、当記事ではお部屋を借りる際に失敗しないために注目ポイントを簡単解説いたします。
ネットでも事前に調べてみて、それでも実際に物件を紹介されたときに気になったところは不動産に聞いてみましょう。
初期費用
お部屋をお借りする時にいくら費用がかかるのか気にするポイントです。
家賃1ヶ月の費用が5万円だとしたら、5万円払ったから明日から住める。というわけではありません。
つまり家賃以外にも別で初期費用がかかります。
基本的には家賃の4倍はかかると思った方がいいです。
例えば家賃5万円の物件に住む場合 | ||||
---|---|---|---|---|
種類 | 金額 | 解説 | ||
前家賃 | 5万円 | 最初の月の家賃 | ||
敷金 | 5万円 | 賃貸契約時に支払われる保証金 | ||
礼金 | 5万円 | 賃貸契約時に支払われる、一種の敬意の表れとしての金額 | ||
部屋消毒代 | 1万円 | 物件を借りる前に行われる、部屋の消毒や清掃のための費用 | ||
カギ交換代 | 1万円 | 入居時に鍵を新しくする際の費用 | ||
仲介手数料 | 2万5000円 | 不動産に支払う手数料 | ||
保険料 | 1万5000円 | 家財保険や賃貸住宅保険など、必要な保険にかかる費用 |
あくまでも例なので物件ごとに金額も様々ですが、様々なオプションが備わってきて家賃が5万円なのに初期費用が21万5000円にまでなることもあります。
ですが、上記のは一例なのでどの物件でも全て相場通りに家賃の4倍かかるというわけではありません。
部屋消毒代いらないと言えば1万円減らすこともできますし、相手によっては家賃の交渉もできるでしょう。
さらに敷金、礼金なしで住める物件もあります。
つまり入居費用は家賃の4倍ではなく、2倍ぐらい払えば住める物件もあるということです。
家賃について
家賃は毎年支払うモノなのでご自身の収入によっていくらか気にするポイントです。
基本的に、同じ間取りでも田舎は安く都会は高い傾向にあります。
また、家賃が相場より安いとデメリットを疑った方がいいです。
- 事故物件である
- 騒音トラブルが多い
- 治安が悪い地域
めちゃくちゃ治安が悪く誰も契約しないから隣町よりも一回り安くなっている可能性もあります。
騒音
ストレスに関することなので騒音は皆さん気にするポイントです。
住む環境により騒音状況が全然違います。
また、外からの騒音問題だけでなく物件そのもの構造により、近隣住民の生活音が丸聞こえ等状況は変わります。
- 駅近くなら酔っ払いや電車の音が聞こえる
- 治安の悪い街ならモラルのない人の叫び声が聞こえる
- 病院や消防署の近くだと緊急車両のサイレンが聞こえる
- 住む予定の構造物に防音設備が備わっているかどうか
つまり、入居された場所によっては夜中は静かとは限りません。
近隣住人に関してはセキがうるさいとか足音ドンドンうるさいとかはその方のモラルもあるので、運の要素も強いですが周辺施設を調べることにより外の騒音トラブルならこちらの調べで防ぐことはできます。
例えば駅近くなのに家賃が安い時とかは消防署とかも近くにないか疑ってみましょう。
デメリットを言わない不動産屋もいるので、誰も住みたがらないから賃貸が安いという考えはご自身でお持ちになったほうがいいです。
ペット可能かどうか
ペットを飼っている方は気にするポイントです。
マンションやアパートですとほとんどがペット禁止なので、ペットOK物件かどうかしっかり調べてから不動産に行かないと不動産屋も紹介できる物件がなく無駄足になってしまう可能性もあります。
何故ペットを禁止しているマンションやアパートが多いのかと言いますと、以下の通りです。
- 部屋をきれいに使って欲しい
- 騒音トラブルの原因になる
ペットと一緒に住まれたい方はペット可能物件でないとトラブルの原因となるので近隣住人から大家さんへクレームがいきわたり強制退去されないためにもルールはしっかり守りましょう。
家具があるかどうか
基本的には家具は設置されていないのでご自身で調達するのが一般的です。
いくら入居費用が安く住んでも家具がなければ家具をそろえるお金がかかってしまいます。
なので、一人暮らし用に家具をそろえるのが困難な方は家具付き物件を探しましょう。
家具付き物件で有名なのはレオパレスです。
単身赴任でレオパレスさんの賃貸をお借りしたことがあるのですが、テレビ、調理器具、冷蔵庫、洗濯機は全部そろってましたので、引っ越しはかなり楽でした。
間取り
お部屋の大きさで判断した方は気にするポイントです。
部屋の大きさで6畳とか7畳とかってよく聞くと思います。
これらは、お部屋の大きさに関係のある単位です。
初めての方はイメージしにくいと思いますので、これは実際に見てから判断するのが一番です。
実際に見るまでは図面で判断するしかないのですが、扉や仕切り等までわからない場合もありますし、たまに図面と実物が違っている場合があります。
1階と2階で間取りが違う物件で、入居したいのは1階なのに2階の情報しかネット上に出てないなんて物件は結構ありました。
こうなると見て見ないとわかりません。
なので、最終的に百聞は一見に如かずではないですが生で拝見して最終判断するのがいいです。
日当たり
朝日を浴びてスッキリした目覚めがしたい方は気にするポイントです。
これも間取りと同様で図面と異なる可能性があるので、実際に物件を見て見ないと想像が難しいです。
また、お部屋に窓があるからと言って、必ず日が当たるとも限りません。
向かい側に日を遮る別の建物があったり、図面間違いで窓そのものがない可能性もあります。
朝気持ちよく目覚めるには日当たりの良さは必須です。
まとめ
- 費用はご自身との収入と判断
- お住まいによって家賃相場も騒音状況も全然違う
- 最終判断は直接見てから判断
- 日当たり良好かどうかは朝の目覚めに関係する
1人暮らしを始めるのって、契約だけでなく入金、審査、引っ越しと当記事でご紹介していないこともあるので結構大変な作業です。
始めて一人暮らしをしてみるとかなり面倒だと感じるでしょう。
家賃だけでなく、総合的な入居費用もネットである程度は情報が載っているので、ネットで金額や周辺環境等ある程度めぼしを付けてから不動産に行く方法をオススメしております。
初めての一人暮らしで失敗しないポイントを語りましたが、少しでも役に立てば幸いです。