- 税務署に行く時間がない方
- 電子申請で開業届を出したい方
- 同じ電子申請でもe-taxから開業届の出し方がわからなかった方
起業、副業なされている皆さん。
開業届の提出はすんでいますか?
なんて方がイメージとして多いと思います。
実は開業届の申請ってそこまで難しくないのです。
今回はフリー株式会社の「freee開業」というサービスを使用して開業申請をすることができてそこまで大変ではなかったので、皆さんにもオススメしたくご紹介いたします。
ホントは国が管轄のe-taxで申請するのが一番安全だと思って挑戦しましたが、説明もやり方も意味わからなすぎて別の方法を探したところ「freee開業」さんからでも開業届を申請できるのを知りました。
インボイス登録がまだの方はご一緒にいかがですか?
開業届を出す理由
原則としては企業・副業問わずに新しいビジネスをスタートしたら売り上げ関係なく一か月以内に開業届を申請しなければいけないものです。
私みたいに副業して3年間シカトして出さなくても特に罰はないのですが、開業していないと青色申告書というのが使用できないので節税しにくくなります。
青色申告書については以下の通りです。
青色申告書は、個人事業主が使うシンプルな確定申告書。手続きが簡単で、税金が軽減されたり、帳簿の提出が不要になる場合がある。
出典:ChatGPTより
税金の面で不便になってしまうので、開業届は早めに出すに越したことはないです。
『freee開業』で開業届を出す方法
私の場合は書類はPCで作成し、申請は書類郵送のパターンになります。
マイナンバーカードとカードリーダーをお持ちの方は全て電子申請できます。
freee開業を使用して実際に開業届を申請するまでしましたが、そんなに難しくなかったので皆さんにも共有したく、手順をご紹介いたします。
全て手書きでやるのもいいですが、freee開業を使用して説明付きの入力欄に従って作成するほうが理解も早くオススメの方法です。
開業届提出までの流れがHPでSTEP1、2,3と分かれていたので私もSTEPごとに区切って解説いたします。
個人独身副業ブロガーの私は「こういう理由で〇〇を選択した」って言うのも少しは参考になればと補足で付け足します。
皆さんはご自身の状況に応じて選択をしてください。
STEP1:準備
こちらの【freee確定HP】からリンクを飛ぶことができます。
- freee開業の新規登録
- 申請者の情報
- 働く場所
- 仕事の概要
- 屋号
- 収入について
- 従業員・家族の給与
- 確定申告の種類
「開業書類を作る(完全無料)」を選択しましょう
会員登録してログイン完了したらSTEP1の準備に入ります
個人情報入力欄です。
私は引きこもりブロガーで家で作業しているので「自宅で働く」を選択しました。
私はブロガーなので「フリーランス」
自由入力なので一応「ブログ運営」と補足を書きました
後からでもいいので慌てて書かなくてもいいので「なし」で一旦スルーしました。
事業開始日は本当はもっと昔からやっているのですが、選べなかったのでとりあえず「入力できる一番古い日付」で選択しました。
不動産等の収益ではないので「事業所得」を選択しました。
個人運営で独身なので「今はない」を選択しました(泣)
他の選択肢にメリット感じないので、一番無難な「青色申告55万控除」を選択しました。
STEP2:提出
-
STEP2:提出に進んだら開業に必要な書類を提出しましょう。
- 書類の提出先を選択しましょう
- 書類の提出方法を選択しましょう
- マイナンバーカードのない方は発行に時間がかかる(私は1ケ月ぐらいかかった記憶があります)
- PCからマイナンバーカードの認証に必要なカードリーダーを持っていない
- スマホからPCとマイナンバーを紐づけるアプリが私のスマホでは非対応
- 書類を印刷して準備しましょう
- 書類を印刷して準備しましょう
- 書類を提出しましょう
お住まいから近場の税務署で基本的には住民票に記載されている住所から近い税務署です。
画像のように「PC」にしたかったのですが実際は「郵送」にしましたのでここから先は「郵送仕様」になっております
できることなら全て電子申請で楽したかったのですができなかった理由があります。
つまりマイナンバーカードの情報を私のスマホからでもPCからでも読み込めないので「郵送」を選びました。
こちらのPDFは確認だけでなく郵送用に印刷する必要があります。
コンビニで印刷する方はUSBに保存やネットプリントアプリ等駆使しましょう。
青色申告承認申請書は事業開始日から2ヶ月以内、もしくは1月1日から3月15日までに提出する必要があります。 期限を過ぎた場合、青色申告できるのは翌年からになります。
と記載されている通りで私はブログを開始して3年経ってからの申請なので完全アウトなので青色申告ができるまで1年延長ですが、皆さんはまだブログ始めたてでしたらすぐにやった方がいいです。
以下を封筒に入れて税務署に郵送しましょう。
印刷した書類一式(控えも必ず同封してください)
返信用の封筒(必ず切手を貼り、自分の住所を記載しましょう)
本人確認書類のコピー(下記のどちらか)
・マイナンバーカード 計1点
・マイナンバー記載の通知カード・住民票+顔写真付きの本人確認書類(運転免許証など) 計2点
書類の控えは後日返送されます。
控えは銀行口座の申し込みなど各種手続きで必要になるため、大切に保管してください。
先ほどのPDFの中身を説明以外は全部郵送するということです。
それに加え、「マイナンバーのコピー裏表」と「切手を貼った郵送用の封筒と返信用の封筒の2種」が必要になります。(切手は84円切手2枚貼れば安泰です)
ちなみに郵送用封筒は私みたいに書かなくても、ラベルで印刷されるのを貼るだけでOKです。
しつこいですが、郵送する封筒と返信用封筒2種とも切手を貼るのをお忘れなく
郵送したらあとは審査待ちになり一旦作業終了となります。お疲れさまでした。
まとめ
- 開業届は思ったより難しくない
- e-taxで開業届を出すよりfreee開業の方がはるかにわかりやすかった
- 説明付きの入力フォームは分かりやすい
freee開業で開業届を出してみました。
一応言いますが税務署管轄のe-Taxでも開業届は電子申請することができます。
ですが、私は全然うまく行かずマイナカード読み取りばかりでめんどうでそれを我慢しても申請方法すらわからず全然作業が進まず2時間無駄にしました。
(Youtubeの解説とか見てもアプデの影響なのかデザインが全然違ってわけわかんなかったです)
なので、別の方法はないかと調べたところfreee開業を使用しました。
全てPCで申請までできればよかったのですが、カードリーダーがないとマイナンバー情報が読み込めず作業がストップしてしまったため、郵送書類の内容は打ち込みでやってあとは郵送するパターンになりました。
できれば時代にあったやり方で全部電子申請したかったのですが、それでもfreee開業を使うことによって申請は完了したのでOKです。
e-taxだといつまでも理解できず、開業届の申請ができなかったと考えればfreee開業は私の救いの神でした。
PCから電子申請する際はカードリーダーが必要になります。
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