- そもそもLEDランプってなぁに?
- 車が光る原理がわからない
- よく見かける車が青く光っているのはどうやってやるの?
カーショップに行けばよく置いてある、LEDテープ。
テープに配線がついている材料で、配線をつなぐと光ります。
※車内、車外で別々に取り付けており、こんな感じで光ります。
ですが、お店にやってもらうと工賃がかかり、
自分でやろうとしても配線のつなぎ方を知らない方からすると、何していいかわからないレベルだと思います。
こえらを知ることにより、業者に頼まなくても1人でできるようになります。
ただし!最初はLEDテープ取り付けで沢山失敗もあります。
また、工具や材料費はかかるので、1か所だけLEDテープを取り付けるとなると、業者に頼んだほうがお金も時間もかかりません。
(工具をそろえるのに1,2万はかかるため)
業者に頼まずに自分でやるのが好きな方や頼みに行くのがめんどくさいって方は是非ごらんください。
LEDランプが点灯する仕組み
LEDテープといっても種類があります。
- 防水機能ありなし
- 明るさ
- 配線タイプ、シガーソケットタイプ
- 消費電力
シガーソケットタイプでしたら、発光するまでが楽なのですが、配線タイプですと、少し複雑で
LEDテープを購入しただけでは発光できないことを抑えてください。
防水機能
車外取り付けに関しては防水タイプを選びましょう。
せっかく苦労して取り付けたLEDテープが雨で壊れてしまったら、たまったもんではありませんので。
また、防水タイプでもLEDテープが長すぎて、切って使用した場合には切り口から水で壊れないようにシリコンで覆いましょう。
シリコンチューブを被せる方法やコーキングする方法があります。
LEDテープは車内ではないと付けてはいけない決まりはありません。
車外取り付けもOKで
ヘッドライト下、グリル、バンパー開口部、アンダー、タイヤ
に巻き付けている人なんています。
車内でしたら水に注意するのはジュースをこぼすぐらいですが、
車外でしたら雨が降っただけで壊れてしまうので、必ず、防水タイプにしましょう。
今の時代では防水の強さにも種類があるそうです。
明るさや色
必ずこの記事以外でもご自身でも調べて判断してください。
ここは車検で指摘される個所でもあります。
しかも車検に引っかからない明確な基準値はないので、こちらもはっきりとした答えが言えません。
無難なのが
- 明るさの数値は6500ケルビン以下
- 色は白か青
がいいです。
私はそれで大丈夫でした。
当時私自身が知識0でしたので、こちらのサイトを参考にしました。
参考:DIYラボ様
いかんせんはっきりとした答えがないので、ご自身でも色々調べてみてください。
苦労して取り付けても車検で指摘されると、車検が通らないという理由で勝手に外されてしまい、また取り付けるのが非常にめんどうになります。
接続タイプ
配線を工具や材料を使用して繋いでいく配線タイプとお手軽にできる、シガーソケットタイプがあります。
配線タイプ
- 配線の+端子、-端子を正しく繋いで、
配線同士も接続するタイプです。
- 金属:-端子(電気の逃がし)
- 電装品:+端子(LEDテープ)
- ACC電源:+端子(ヒューズ)
といった感じでつなぎます。
- 配線いじりの知識さえ身に付ければ、自由にカスタマイズがしやすい
- 必ず車内まで配線を持っていかなくても車外から電源の引っ張ることができる。(配線引き込み不要)
- +端子-端子を間違えるとショートの危険がある
- 工具や材料を持っていないと作業にならない
- 電源確保から電気の逃がし道まで仕組みを理解する必要がある
また私が実際に取り付けているエーモンさんの防水LEDテープですが長さが30cm、60cmとあります。
用途に応じて使いましょう。
シガーソケットタイプ
シガーソケットに差し込むだけの簡単なタイプです。
- 知識がいらない
- お試しでつけたい方や初心者の方に向いている
- 簡単で工具も必要ない楽な方法
- シガーソケットの差込口を確保する必要がある。
- 車外に取り付ける場合にはシガーソケットを車内に引き込みをしなければならない。(車外にシガーソケット差込口はないため)
消費電力
LEDテープは名前の通りLEDなので大した電力を消費しませんが、配線タイプ(シガーソケットタイプでない一般的なタイプ)では、消費電力を考えなければいけません。
LEDテープの消費量電力以上のヒューズボックスとヒューズ菅を購入するのですが、ヒューズよりもLEDテープのほうが消費電力が高いとヒューズが切れてしまうので、少し余裕を持たせるのがいいみたいです。
- ミニヒューズ2アンペアまでの使用>LEDテープ合計0.5アンペアほど
- 配線0.5スケア=5アンペアまで
といった風に取り付けています。
LEDテープ、ヒューズ、配線は消費アンペアや必要アンペア数を確認してから購入するようにしてください。
先ほどまではヒューズ菅のお話でした。
車内でしたら純正ヒューズを購入した「ヒューズ電源」と取り換えします。
(これは純正ヒューズと同じ場所、同じ形状、同じアンペアがいいです)
「私は形状を間違えて入らなかったので、泣く泣く買いなおししました」
「ヒューズの形状は大中小と3種類あるので純正の形状は間違えないように調べてメモしておきましょう」
【LEDテープ取り付け】車のDIYにオススメな材料
ここでいう材料とは主に消耗品を指してます。
-
配線を繋ぐ材料だけでなく
- 配線を延長する材料
- 配線をまとめる材料
などあります。
シガーソケットタイプのLEDテープのタイプは基本関係のない話になります。
シリコン
防水に使用します。
LEDテープが予想以上に長さがあったのでLEDテープを切って使用することも場合によってはありますが、切った部分をそのままにすると漏電の恐れがあります。
そこで登場するのが
シリコンチューブやシリコンのコーキングタイプです。
LEDテープの切り口に合わせやすければシリコンチューブLEDテープのサイズを気にしない場合にはコーキングタイプやボンドなど使い分けるといいでしょう。
私はシリコンシーラントのみで防水処理をしてしまいましたが他の方のブログを見ているとシリコンチューブで被せてからボンドを塗っているパターンが多いです。
苦労して取り付けたのが無駄にならないように防水処理なので車外に切ったLEDテープを取り付ける際には必ずやっておきましょう。
コルゲートチューブ
これも防水処理です。
束になってゴチャゴチャした配線を一つにまとめる役割もあります。
こちらは主に車外の配線を保護するのに使用されます。
取り付けは簡単で
雨でぬれそうな箇所を覆ってあげるだけです。
配線用のコルゲートチューブはそこまで太いチューブではないので長すぎていたら100キンのハサミで簡単に切ることができます。
結束バンド
配線をまとめるのに使用します。
配線を無造作に置いていると、ディーラーに見せた時や、車検時に指摘されます。
(私の場合はお店が直してくれました)
取り付けはバンドをヘッド部分に通すだけです。
ガッチリ固定することができ、人間の力では一度固定された結束バンドは取れないようになっています。
外すときは爪切りやハサミで簡単に切れます。
余談ですが、車の配線だけでなく自宅で散らかっているケーブルをまとめたりわっかを作り網にモノをひっかけたり
コスパ抜群のアイデア商品です。
車屋さんでなくても100キンで購入できますし、性能面も違いはないので結束バンドはこだわる必要ないです。
配線つなぎ
様々な方法があります。
両面テープ
LEDテープには基本両面テープも付属していますが、剥がれてしまったりそもそも両面テープが付属してLEDテープを購入してしまったときも想定して念のために持っておくといいでしょう。
絶縁テープ
電気を通さないテープのことです。
配線を束ねることに使えますし保護にも使われます。
ただし、衝撃に弱く比較的はがれやすいので個人的にはそこまでオススメできませんが、むけてしまった配線の1部分の保護に使えます。
ギボシ端子
基本的なかしめ方です。
ほとんどの方がこのやり方でしょう。
必要な材料は
- ギボシ端子オス、メス
- スリーブオス、メス
です。
- 配線をむく
- 配線の奥にスリーブを忍ばせておく
- ギボシ端子に差し込む
- 電工ペンチでかしめる
- 忍ばせていたスリーブをギボシ端子に被せて保護
オスメス両方かしめてスリーブ保護までしたらくっつけます。
他の工具だと難しく失敗しやすいので
1.3は電工ペンチ一択です。
ギボシ端子をかしめるのは慣れるまで失敗しやすいので、沢山もっておくといいでしょう。
配線コネクター
楽に配線を繋げられます。
配線を二つ挟んでペンチでパチンとかしめるだけです。
そのかわり、挟むことにより配線をかしめられる反面
一度挟んだ箇所は配線がむき出しになるので、
かしめる箇所を変更する際は絶縁テープで保護しましょう。
私は基本0.5sqの配線を使用しているので、0.5~0.85sqの配線コネクタを購入しております。
クワ端子
クワ端子はアースにかしめる用です。
- 配線をむく
- 配線の奥にスリーブを忍ばせておく
- クワ端子に差し込む
- 電工ペンチでかしめる
- 忍ばせていたスリーブをギボシ端子に被せて保護
- アース部分(金属)にツメを固定
6.は完全に金属を外さなくても金属ボルトを緩めれば横からツメを被せられます。
サイズは6Φか8Φをオススメします。
配線つなぎは他にも方法はあるのですが、割愛します。
配線延長コード
配線の長さが足りなくないとき用です。
私は車内4か所
車外4か所LEDテープを取り付けてますが、結構長さが足りない時が多くてそこそこ使ってます。
使い方は簡単で、
延長したい配線と同じ太さの延長コードを
ギボシ端子などでつなげるだけです。
私は基本0.5sqの配線を使用しているので、0.5~0.85sqの延長コードを購入しております。
ヒューズ
ヒューズ電源とヒューズ菅があります。
ACC電源の確保に必要になります。
ヒューズ電源
ヒューズ電源は純正ヒューズとの取り換えに使用するものでこのヒューズ電源は配線もついています。
ヒューズ電源は純正ヒューズとアンペア、場所、サイズ同じモノを探してきましょう。
純正ヒューズは配線がついていないので、LEDテープを繋げる電源に困ってしまいます。
そこでヒューズ電源に取り替えることで配線付きヒューズを使用できます。
その配線からLEDテープの配線を繋ぎます。
ヒューズホルダーと菅ヒューズ
ヒューズホルダーと菅ヒューズが必要です。
先ほどのヒューズ電源にも菅ヒューズはついていますが、途中に菅ヒューズがあることによって配線が燃えたり、ショートで電装品がだめになるのを防ぐことができます。
ようは悪さをする電流を自らヒューズ切れをすることによって止める身代わりです。
私の場合はLEDテープを4か所使用しても1Aいかないほどなので2Aのヒューズにしました。
【LEDテープ取り付け】車のDIYにオススメな工具
DIYを一回で終わらせない人は揃えておきましょう。
将来的に工賃分の元が取れます。
先ほどまでは材料でしたが、ここからは工具になります。
検電テスター
通電チェックに使用します。
配線を繋ぐ本数が増えてくると正直わけがわからなくなってきます。
延長コードを繋ぐと余計にわからなくなります。
特になれてないうちは正しく通電できているか不安になるものです。
検電テスターが反応するのは主に金属部分だと思ってください。
金属は電気を通すので!
+端子
配線のビニール部分にテスターを当てても絶縁されているのでテスターは光りません。
配線のむき出し部分や通電されているギボシ端子などに当てましょう。
ビニールに穴をあけて通電チェックしたあとに絶縁テープで保護する方法もあります。
- 金属(アース)にクリップを挟む
- +端子にテスターを当てる
常時電源でしたらエンジンさえかかっていれば通電チェックに問題はないですが、イルミ電源(スモールライト)でしたらライトをONにしないと通電されないので注意しましょう。
-端子
オススメできません。
ショートする危険性があります。
私は検電テスターで-端子をチェックしたことがないのですが、他の方の記事いわく検電テスターの金属部分をすべて絶縁テープでグルグル巻きにしてました。
とてもショートがしやすく神経を使うようです。
リスクが高いのでオススメできません。
電工ペンチ
電工ペンチはケチらず買ったほうがいいです。
- 配線のビニール部分をむく
- ギボシ端子と配線をかしめる(固定)
- 配線切断
- 結束バンド切断
と配線いじりには不可欠な工具です。
-
3000円ぐらいするので最初はケチって100キンのニッパーとペンチで代用しておりましたが
- ニッパーで配線のビニール部分をむくのに失敗の連続
- 配線ごと切り落としてしまうミスを連続
ということが多いので、簡単に言いますと普通のペンチだとギボシ端子をかしめるのが難しいです。
ペンチ
電工ペンチではなく一般的なペンチです。
一般的なペンチは配線いじりには向いていないですが、アースで使用する金属ボルトを回すのには向いています。
ただし金属部分が傷つくので注意です。
- アースで使用する金属ボルトの緩め、締め
- バッテリーの-端子部分引っこ抜きに使用
- ネジやボルトなどが動かないように抑える
ぐらいです。
サイズさえ合えばメガネレンチ、スパナ、ラチェットのほうが金属が傷つかずに済みます。
パーツケース
細かい材料はなくしやすいのでパーツケースで保管しましょう。
例として私はこのような使い方をしております。
- ギボシ端子オス、メス
- スリーブオス、メス
- ヒューズ抜く部品
- クワガタ端子
- クワガタ端子用スリーブ
100キンのパーツケースでまったく問題ないです。
私はDAISOセクションボックスの大サイズを使用しています。
配線ガイド
要するにワイヤーです
狭く手が届かない、車外から車内に配線通すときに使用します。
フックに配線を通して引っ張ったり押したりして通します。
その際、配線を通すだけですと簡単にとれるので結んだり、結束することで配線が配線ガイドから取れないようにしましょう。
ドリル
車の売値が下がってもよければ(笑)
私はLEDテープを付属のテープでは不安でしたので、ほとんど結束バンドで固定しているのですが「車内の運転席下、助手席下」をドリルで穴あけてLEDテープが落ちないように結束バンドで固定してます。
最後に
自分でやることにより自分の車に愛着も沸き私がこうやって記事にしたようにネタにもでき、趣味にもなるので手間はかかる分メリットは十分にあります。
さらに工具と材料で初期費用は1万2万ほどはかかってしまいます。
ですが、中には結束バンドみたいにアイデア次第で車以外にも使うこともできるので、持ってて損はないです。
楽しいカーライフを。
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