- 鈴木 千裕選手の本が気になる方
- 明るく生きたいけど希望が持てない方
皆さんは鈴木 千裕選手を知っていますか?
「キックボクシングとMMA」の両方で王座に君臨する凄い選手です。
メンタルが強いことでも注目を集めている選手でもあります。
そんな鈴木 千裕 先生作『夢を叶える「稲妻メンタル」』という書籍のレビューになります。
本書から学んだことと私自身の体験談を含め重要だと思ったマインドをピックアップでご紹介いたします。
二刀流を達成した『鈴木 千裕』選手の筆者情報
筆者情報 | ||
---|---|---|
筆者名 | 職業 | |
鈴木 千裕 |
初代KICKOUTスーパーライト級王者 RIZIN第5第フェザー級チャンピオン(天下無双の稲妻ボーイ) |
二刀流を達成した『鈴木 千裕』選手のマインドを8つ学んだ
中学生高校生向けに意識をして作った本だとのことで、専門用語が飛びかう内容ではないです。
ファンの方はもちろんのこと、人生で悩んでいる方に難しく考えすぎずに前向きに生きたい人に是非読んでいただきたい内容です。
個人的なイメージで申し訳ないのですが、鈴木選手をよく知る人は脳筋だと思う方が多いと思います。
ですが、本書では映像上では語られない鈴木選手の想いも知ることで実は理論に基づいた考えを簡略化して答えているから脳筋だと思われているのかな?とも思わせる作品です。
なにはともあれ鈴木選手には輝かしい実績があるので経験から裏付けされた内容でもあります。
では、これから本書で学んだいくつかのマインドをご紹介していきます。
周りの意見は関係ない
鈴木選手は小さい頃からの夢のひとつにプロ格闘家を掲げています。
キックとMMAの二刀流でチャンピオンになりましたがとにかく偉業を達成するまでは周りからはとにかく否定をされ続けてました。
日本人あるあるですがやってもないのに否定する人が多いのです。
Rizin出始めの頃にMMAで負けた時なんかはボロクソに言われていましたが、その後勝ち続けることでみんなが掌を返しはじめました。
結局は否定されても褒められてもやることは変わらないので戦うしかなかったとのことです。
私もサラリーマンをやめるためにこのブログ活動をしていますが、誰に否定されようが関係ないです。
自分の将来のためにやるのです。
そういうのを大事にしないと結局は周りに流されてしまいますし、自分を信じることができなくなります。
メンタルは生まれつきではない
メンタルは幼少期の極貧生活など、ハンデがあるほど鍛えられるモノだと紹介しています。
鈴木選手は落ち込んだ時は解決を早くするようにしているだけで、普通に落ち込むこともあるそうです。
落ち込んだ時の解決法がわからないことも多いとは思いますが、それは人を選んで相談することとのことです。
1人でいくら悩んでも解決できない場合は知ってる人から聞くとあっさり解決できます。
100万貯金する方法がわからないなら同じ悩みを持っている人に聞くのではなく実際に100万貯金できた人に聞く方がいいでしょう。
有言実行
鈴木選手がよく言うセリフですね。
自分がやることはとにかく口に出すことで周りのニンゲンを巻き込む方がいいです。
追い込まれることが力になります。
何かを始めてもすぐに挫折をして辞めてしまう人が多いですが、自分を信じて一度決めたことをやり続けられる人は強いですし、腐らないです。
勝負所に神はいない
鈴木選手は厄年にRIZINのベルトを取り二刀流達成したそうです。
勝負所の時だけ神頼みをする人がいますが、鈴木選手はそういうのは一切しないとのこと。
日常では神はいるかもしれないけどリングの上では実力勝負だから関係ないと言ってました。
私もパチンコ中毒者で負けが込んでいる時は神社まで行かずともよく頭の中で神頼みをしていたものですが、うまく行った記憶がないです。
悩みはあっていい
鈴木選手はよく周りの方から「悩みがなくていいね」と言われますが全然悩みはあるとのことです。
確かに映像上だけで見ると失礼ながらなさそうにも見えますが、同じニンゲンですし悩みは普通にあるそうです。
むしろ悩みはあったほうがいいと訴えております。
- 仲間ができる
- やりがいがある
- 達成感もある
悩みはストレスになるのでマイナスにとらえる人が多いと思いますが、悩んでいる時間が楽しいですし悩みを解決していく人生は楽しいです。
私もこうやって副業ブロガーをやっていますが、恥ずかしながら3年やっても大して稼げないのでいつも悩んでいます。
ですが、社会人一本ではやらなかったこともやるようになって得ることも多かったです。
個人で儲けることは難しく常に工夫が必要で、新しいことにどんどん挑戦していかないといけませんがそれはそれで常にやりがいがあり楽しいです。
行き詰ったら遊ぶ
鈴木選手は格闘家として行き詰ったときには格闘技のことは一切忘れて温泉に行くことがあるそうです。
「格闘家なのに格闘技のこと考えなくて大丈夫なの?」と思うかもしれませんがどんなに忘れようとしてもふと格闘家に戻りたくなる瞬間が出てくるそうです。
確かに格闘家の練習は我々一般人が思うよりもハードそうですからね。
試合後に派手に遊ぶ格闘家が多いのも日ごろの練習のキツさからくる反動でしょう。
私もダイエットを期に筋トレをするようになりましたが、本当は辛いのでやりたくないんです。
ですが不思議なことに1,2週間サボってしまうと筋肉落ちてないかなと不安になって結局焦って筋トレをし始めるので「リバウンドしたくない」「カッコ悪い身体になりたくない」「自己肯定感を上げたい」など思いがあれば嫌なことでもメリットがあれば結局はいくらサボっても帰ってきてやり始めると思うんです。
メンタル系Youtuberも「仕事も遊びも人の3倍頑張る」とおっしゃっていました。
なので全力で遊ばないと仕事も頑張れないんだなと思います。
私も副業を頑張るには本業を誰よりも一生懸命やることが大切だと思っています。
どちらも仕事である以上、雇われでも個人でも仕事に手は抜かないという意味です。
自分を信じ抜く
何かをするには自分で行動するしかないです。
考えるのも行動するのも全部自分なので自分を信じ抜くしかないです。
鈴木選手は練習前から「俺は強い!」と自己暗示をかけているそうです。
上手くいかない時も「俺は絶対やれる!明日取り返せる」とリカバリーの暗示もしているとのことで流石です。
普通でしたらセコンドと話し合って試合運びを決めるケースが大半だとは思いますが、なんと鈴木選手はセコンドにすら言わない作戦もあると言っているので自分で決めたことを信じ抜く力がものすごいです。
いくら親切に言ってくれる人でもあくまでも他人なので、自分に当てはまるかどうかはわからないとのことです。
ケラモフ選手との戦いでチャンピオンベルトを勝ち取った下からのカカト落としフィニッシュですが、本人は練習の中で絶対に使えると思っていたそうですがあまりに常識破りすぎてセコンドに話したら絶対否定されると思っていたので言わなかったそうです。
他にも格闘家の試合はよく気持ちの強さが話題にあがりますが、格闘家だけでなく自分を変えたいのであれば気持ちは絶対大事です。
5月になると多くの方が5月病のことを考えてしまうと思いますが、5月でも誰よりも頑張る人は頑張るんです。
私も正直5月は全然やる気が起きなくて仕事終わりになると無気力で何も努力をしなかった時期がありますが、本当に5月病なのか聞かれるとわからないです。
努力をしたくなくて言い訳から生まれたセルフ5月病かもしれません。
気持ちで負けてしまうと何もしなくなるので、気持ちで負けそうな時こそ自分を奮い立たせて「自分ならできる」と信じ込ませることも結果的に行動力に結びつくことでしょう。
スマホ依存は危険
スマホ依存への問題も危惧しています。
鈴木選手と言えば、ママ活疑惑で大変な目にあったのが有名です。
RIZINのスポンサーが詐欺容疑で逮捕された時にちょっと面識があっただけらしいのですが、ネットの世界では「お金を受け取っている」「一緒に住んでいる」など事実とは異なる様々なネット記事が出て誹謗中傷されまくっていました。
本人である鈴木選手がいくら言っても信じてもらえないので、「ネットの中でしか生きられない人なんだな」「結果で黙らせよう」と思ったそうで、実際に結果を出すことでアンチが黙ったそうです。
(いつの間にか言われなくなってましたね)
目の前の人よりもスマホのデマ情報を信じ込んでいる人が多いのも問題ですが、他人を叩ける情報に食いついて違ったら手のひら返しをする人がとにかく多いんです。
しかもこういう行為ってやっている側もメンタル的にもすごくよくなくて結局は悪口なので自分に跳ね返ってくるものなのです。
しかも他人を叩いても1円にもならないので時間の無駄でしかない。
皆が誹謗中傷しているその時間にお金を稼いでいる人は沢山いるけど、そういう人を日本人は叩きたがります。
余談ですが私も記事を書いている身ですが個人の知識量など大したことないので勉強として情報を取り入れることは多いのですが、できるだけネット情報ではなくて読書や体感から知識を得るようにしています。
答えは簡単でネットは嘘だらけだからスマホでの情報収取は遊び感覚です(笑)
感想
- 周りの意見は関係ない
- メンタルは生まれつきではない
- 有言実行
- 勝負所に神はいない
- 悩みはあっていい
- 行き詰ったら遊ぶ
- 自分を信じ抜く
- スマホ依存は危険
ひとつお詫びがあります。
本書の中に「どうせ脳筋と言われてカチンと来る」というフレーズがありました。
鈴木選手及び鈴木選手のファンの方申し訳ございません。当記事では煽り目的ではなく、褒め言葉として言っているので許してください。
とはいえ私は脳筋タイプの鈴木選手が好きでこの本を購入いたしましたが、実際はそんなに脳筋な内容ではなかったです。
Rizinとかのインタビューですと大声で喋っているのでそのようなイメージが強いかもしれませんが、実際は空気を読んでいるアドバイスも沢山あって、大声で言わなくても心の中で思うだけで言いという内容も結構多かったです。
非常に読みやすい内容ですし、わかりやすくてゆるい感じで語っていて面白いです。
鈴木選手が「明るく」「真っすぐ」「勝ち続ける」「周りを幸せにできる」方法の答えが詰まった作品であります。
★★★★
読書ブログのまとめ