- RTAって何がすごいの?
人はひとつのゲームをどれだけ極めることができるか。
人はひとつのゲームをどれだけ競うことができるのか。
人はひとつのゲームをどれだけ技を身に付けられるのか。
その極めたゲームスキルを存分に発揮できるのがRTAです。
1度普通に全クリするだけでは物足りなく、時間短縮、バグ技、高難易度テクニックなど駆使して1秒でも早く全クリするのが目的です。
またゲームのタイムアタックの競技としても成立しており、Youtubeチャンネルの「RTAJAPAN」さんのようにプレイヤーが生放送でゲームプレイをするチャンネルもあります。
やったことあるゲームを見てると、頭おかしいと思うようなことも沢山出てきます(褒め言葉)
『ゲームのRTA』をしているプレイヤーがやばすぎる4つの要因
まずゲームを極めている人でないとすごいと思われる記録が出せません。
ゲームの長さもマチマチで20分ぐらいでクリアできるゲームがあれば、3時間とかかかってしまうゲームもあります。
常に頭をフル回転で、計画通りに行く方法だけでなく失敗した時のリカバリーも考えてプレイしているので、無茶苦茶神経を使う作業でもあります。
『ゲームのRTA』をしているプレイヤーがやばすぎる要素をご紹介いたします。
無駄のない立ち回り
- バグ技で通常時間のかかるイベントスキップ
- RPGでは乱数調整で無駄な戦闘スキップ
- 超高度テクニックを熟練された技術により当たり前に成功させる
RTA走者の宿命は1秒でも早く全クリすることです。
1秒でも縮めるために涙ぐましい努力があり、非常に高度なテクニックをいとも簡単に成功するのですが、もちろん一回二回練習するぐらいではできません。
すごい人ですと10年以上練習している人もいるぐらいRTA走者はそのゲームを極めております。
プレイに関しても普通の人は1秒、2秒短縮するゲームプレイって何も気にしないと思います。
ですがRTA走者はそこをめっちゃ気にしてまして、1秒でも早い方法を実行します。
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例 マリオ64
- バグによりスター16個でラストステージまで行ってクッパを瞬殺
乱数調整
- 出現モンスターの変更
- 敵行動パターンの変化
- イベントスキップ
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乱数調整の方法
- 部屋とMAP行ったり来たりする
- メニュー画面を〇〇回出す
- 時間経過
- アイテム使用
- 歩数
- 攻撃コマンドの順番
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例、クロノトリガー
- 強制戦闘でどの敵が出現するかわかっている
- ダメージ量やクリティカルの出るタイミングがわかっている
乱数調整によりボスが弱い攻撃しかしてこなくて低レベルクリアも簡単になるのですが、コマンドは少しでも間違えると、乱数崩壊で全滅の危険性がありますが、これを当たり前のように成功させるのがRTA走者です。
強気なプレイ
- 他のRTA走者ですら恐れる危険な方法を実施
- 激ムズなショートカットを成功するまで挑戦する
- 成功率半分以下のリスク大の方法をやる
アクションゲームでよくあります。
バグ技も使用していますが、普通にうまいプレイをするのがRTA走者です。
基本的には似たような手法を使うのですが、時には成功率が低いのに
新記録を目指すために他のRTA走者(もちろん強者)ですら恐れるプレイをすることがあります。
生放送でそれをやる人ってほんとうにすごいです。
熱くなって勢いでやっているのではなくリカバリー方法も考えたうえでやっています。
リカバリー
- 激ムズなショートカットをミスした時に即別の方法でタイムロスをほとんどなしにする
- 事故率の高い箇所は事前にセーブして失敗したら潔く即リセットして挑戦しなおす
RTAはTASではなくあくまでもニンゲンなので難易度の高い技に挑戦し続けることで失敗はあります。
RTAに欠かせないのが素早いリカバリーです。
超難しいバグ技を使うことも多いのですが、何でも100%成功できるわけではありません。
失敗してもすぐ修正する策も準備しております。
まとめ
- 無駄のない動き
- 乱数調整
- 強気なプレイで魅せる
- 素早いリカバリー
簡単に言いますとゲームを極めし者です。
褒め言葉としていいます。
超難しいテクニックも超難しそうなバグもバシバシ決めてて頭おかしいです。
全クリまでするのでネタバレも挟んでしまうのと、バグ技で時間短縮する所に関しては人によっては不快に思うかも知れませんが、それでもスーパープレイをみたいよって方は是非ともご覧下さい。