- ビジネス書の感想本が読みたい方
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当記事では「学び」という言葉を多用しますが「学び」は筆者が読んだ本から紹介した内容のことで筆者自身の言葉ではありません。
堀元見先生作『ビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金律』という書籍を読みました。
発売前から大反響でAmazon売れ筋ランキングも第1位になったことのあるすごい書籍です。
内容としては沢山の書籍の内容のまとめ書籍ですが、結構筆者のいじりが多くて「異なる著者の学び」をうまく会話につなげてて面白いので有益な情報よりもいじりにどうしても目が行ってしまいます(笑)
なのでビジネス書のいじり本っていう新しいジャンルだと思った方が面白く読めます。
学ぶというよりかは面白い本だと思ったほうが購入してもガッカリしないかもしれません。
数あるビジネス書のいい所の寄せ集め?
「この1冊があればもう他にはいらない!」というキャッチフレーズの通りベストセラーになったビジネス書を100冊読んでその中の教えをまとめた内容となっております。
つまりいいところどりです。
本書では「シントピカル読書」と言って読者の偏見から逃れるためにも同じテーマの本を複数読む方法を活かしています。
賛成意見と反対意見双方を紹介して比較するような内容もあってこっちが正しいというような決めつけはしていないです。
後述しますが、それが筆者のセンスとなり皮肉にも聞こえて面白い所でもあります。
筆者が全ての書籍の内容を鵜呑みにしていないでツッコミを沢山入れているのは頭の良い方だという証拠でもありますね。
『ビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金律』を読んでの感想
真面目に学ぶタイプの書籍ではないかもしれませんね(笑)
ブラックジョークが結構あります。
どう言うことかと言いますと、色んな書籍に書いてあったことをまとめているのですが、
「私はこの人のやり方は賛同できないけどこの人が言うなら皆さんは是非ともやってみた方がいいでしょう」
と言ったような言い方をすることもあります。
綺麗事は言いませんが、紹介している書籍を真っ向否定するような言い方はしないってことです。
では面白かった内容を紹介しましょう。
早起きは30億円の価値がある
皆さんに朗報です。
とても有益な「学び」を得られました。
「学び」とは筆者の言葉ではなく筆者が読んだ本の内容です。
理由はよくわかりませんでしたが「早起きは30億円の価値がある」らしいです。
理由はよくわかりませんでしたが早朝の1時間は4時間の価値があり、朝3時15分に家を出るといいらしいです。
筆者はそれだと夜だと言ってました。
ホリエモンアンチ?
ホリエモンに恨みあるのかな?ってぐらいホリエモンの書籍内容(学び)を批判する内容がちらほらありました。
とはいえ、ちゃんと本書を読んでみると理由は分かりました。
- 会議中はスマホを触っていいと言っている
- 月一万円のオンラインサロンで会員に過激な言葉を言う
逆張りでも有名ですし発言も普段から過激な方なので想像つくかもしれませんが、これらのホリエモンの教えや行為を真っ向否定している書籍もあるとのことです。
ホリエモンらしいのですが、世の中の成功者がこぞってオススメしている方法をホリエモンだけが否定しているような言い方をしていることが多いそうです。
これ、筆者がツッコむのも私は理解できました。
もう1つだけ紹介しましょう。
時間の使い方
ニンゲンの一日って24時間ですよね?
これは誰もが平等です。
ビジネス書って時間の使い方に関して教えを説いている方が結構多いですが、色々あります。
- 通勤時間は無駄だから家から近い所に勤務しよう
- プライベートの時間こそ充実したことをしよう
- 残業は絶対しない
このような内容がよく書いてます。
また、本書では勤務の8時間はどうにもできないから残りの16時間を自分のためのエンペラータイムにしようと言うことも記載されておりました。
筆者もこの考えいいなとおっしゃってましたし、私もいいと思います。
スキマ時間って言葉も流行ってますしその通りだと思います。
ですがホリエモンは他人に時間を割くこと自体が許せないらしいです。
「16時間ではなく、24時間エンペラータイムにして会社員はやめてしまえ」って感じの内容をよくおっしゃっているそうです。
私はサラリーマン嫌なのでそのようなフリーランス思考は好きなのですが、無謀すぎます。
家族を守るために嫌でも会社員をやめれない方が多いので24時間の内の8時間の勤務はどうにもできない方が多く、万人向けな教えじゃないなって思いました。
運がいいと思う
人生をよくするにはどんなことがあっても運がいいと思うことが大切とのことです。
成功者はポジティブな方が多いので、嫌なことがあっても全部プラスに考える人が多いです。
とはいえなかなか嫌なことがあっても運がいいとは思えませんのでトレーニングとして「自分は運がいい」と朝40分ひたすら言えばいいそうです。
筆者はこの教えについて「怖い」と言ってましたが確かに40分も同じことを言っているのは怖いですね。
メモを取りまくる
ビジネス書ってよくメモの話が出てきます。
筆者はこのような教えに触れていました。
会社で気に入られるためにはすぐメモをとれば熱心さをアピールできる。
筆者はこちらの学びに関して「セコイ」をぶった切ってましたが、確かにビジネス書での教えとしてはなんか違うなと感じました。
こびの売り方よりかは忘れにくいメモの取り方とかマインドマップの書き方とか効果の高いメモの取り方を知る方が役に立つなって思いました。
SNSは見ない
筆者は色々な分野に触れてますがSNSについての「学び」も切ってました。
- SNSにハマりすぎると成長できなくなる
- SNSにハマりすぎると他人が気になりストーカーになってしまう。
- 成功者はSNSはしない
筆者は「イーロンマスクなんてバリバリSNSやってるじゃん」ってことをおっしゃってましたが確かにそうです。
例えば格闘家もほとんどの方がYoutubeやSNSもやってますし、最近個人的に好きな建設業の社長がひたすらご飯食べている動画なんてSNSをうまく利用して知名度上げてますし、SNS全否定するのはまた違うと思いました。
叫び声があるので音量注意です。
引用:「ヌン活」してみた。(会社で)#shorts
ながの社長のハッピーチャンネル 様のショート動画より
SNSはあくまでも使い方次第で有効活用できますし、今の時代SNSをビジネスに取り込むのはいたって普通です。
まぁSNSで嫌な想いをする人は多いですし、ヤフコメ民みたいに他人の不祥事を何年間も言い続けるストーカーみたいなのがいるのも事実ですので中にはそういう人もいるってことで納めたいですね。
なので、私的にはSNSにハマりすぎると他人が気になりストーカーになるって考えは「捨て垢」や「ヤフコメ民」には当てはまっていると思います。
成功者のマネをする
ヤバイです!私は自分の記事をこれを推奨しているからこれをいじられるのはドキっとします。
と思いましたが、いじっているのは「成功者がほんとにやっているのか?」っていう「学び」であり、成功者のマネをすること自体はそこまで批判してませんでした。
- ボランティアをする
- 毎月15万をネズミ講に投資する
- 1人のメンターについていく
メンターとは助言者のことです
最後の「1人のメンターについていく」っていうのは詐欺師がよく言うセリフで無茶苦茶危ない考えだと私は別の記事でよく言ってます。
逆に筆者みたいに色んな書籍から色んなことを学んで何が有益なのか自分の中で選考して落とし込んでいく方法が一番いいと思ってます。
1人のニンゲンの知識だけで人生豊かになるのであれば本なんか人生で一冊しか読まないです。
まとめ
- ビジネス書のまとめ本
- 学びへのいじりが多い
- ホリエモンの話題が多い
当記事では「学び」という言葉を多用しましたが「学び」は筆者が読んだ本から紹介した内容のことで筆者自身の言葉ではありません。
まだまだ感想は出てきそうですが、キリがないのでここら辺でおしまいにします。
他は読んでからのお楽しみです。
本書は皮肉の話も多くありましたが、ビジネス書に関してのお話なのでちゃんと学べたことももちろんあります。
と思いましたが、結局は教えに対するツッコミが多く偉人のテクニックを真面目に学ぶって感じではなかったです。
有益な情報よりもいじりにどうしても目が行ってしまいます(笑)
なのでビジネス書のいじり本っていう新しいジャンルだと思った方が面白く読めますよ。
では、最後に特に面白かった学びをご紹介しておしまいにします。
SNS時代なので皆さんにとっても有益な情報かもしれません。(茶番なので見なくていいです)
※ちなみに「SNSは実名でやって炎上も気にしない」って言うのはプペルさんが言ってました。
★★★★
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