- スーパーゼネコンってどこがいいの?
- スーパーゼネコンって給料いいの?
建設業の方でないとなかなかわからないかもしれませんが、皆さん、タイトルにもあるスーパーゼネコンとは何かわかりますか?
建設業の元請けのことをゼネコンと言いますが、
- 発注者⇒元請け⇒職人
- 発注者⇒現場監督⇒受注者
といった流れになります。
スーパーゼネコンとは建設業大手のことを主にさします。
- 鹿島建設
- 竹中工務店
- 大林組
- 大成建設
- 清水建設
等をスーパーゼネコンと言います。
私はスーパーゼネコン勤務ですが、中身はただの派遣なんで雑魚です。
ですが、実際スーパーゼネコンに勤務していることは事実で様々なメリットはあります。
デメリット記事も上げてますのでアマノジャク記事になります。
『スーパーゼネコン』を経験して感じた4つのメリット
私はただの派遣なので、普通に安月給ですが正社員の方は流石と言ったレベルに稼いでます。
ググっても平均年収1000万のモンスター企業でした。
その分仕事量も多く、やることが追いつかずに毎日が大変ですが派遣でも色々経験させてくれるので、逆にやりがいがあることにもつながります。
正社員の給料が高い
さすがに先輩に具体的な年収金額は聞くのは恐れ多かったですが、
年収1000万が普通レベルみたいです。
正社員の方が教えてくださったのですが本人いわく長年正社員やっている方は「このご時世でも、やべーぐらいお金もらっている」とのこと。
年収1000万もらえたら「いい車を購入」「いい家を建てられる」など十分暮らしができる方ではないでしょうか。
ですが、少なくても私のいるスーパーゼネコンでは一つ落とし穴がありまして、
新卒でたくさん残業して長年勤務していないと給料が大したことないらしいです。
そうです、決して楽ではないのです。
特に中途入社の方はベテランでも基本めちゃくちゃ大変なポジションです。
設計、打ち合わせ、立ち合い、資料作り、測量、墨出し、パトロールベテラン社員でもなんでもやります。
毎日昼休みもろくに取れなく、残業もたくさんしており
大変なのが前提での年収1000万です。
給料だけで考えれば、夢だらけですが、決して楽ではないのを知っていただきたいです。
建設業は派遣からの正社員雇用も普通にある話なので、派遣の方もスーパーゼネコンに入社することで一気に年収アップすることができ十分夢を持てます。
やりがいがある
スーパーゼネコンの仕事はルールが細かく、書類の数も多すぎてわけわかんなくて超大変です。
これ、バリバリデメリットですが、裏を返せばやりがいがあることになります。
1人1人が確実に何かしら作業をしていないと現場が回らないので、皆忙しくてきついので猫の手も借りたい感じです。
なので私のようなペーペー現場監督でもガンガン仕事を任せてもらえるのはやりがいあってうれしいです。
前向きに考えれば辛い仕事でも頼られることで楽しくなってきます。
現場支給が多い
スーパーゼネコンはお金があるので、作業着だけでなく、長靴、安全靴、安全帯やレインコート、空調服を全部新品で支給してくれます。
冷蔵庫の飲み物も自由に持って行ってよし、たまにごはんもタダでごちそうしてくれます。
飲み会もたまにありますが会費はタダなので食費も浮きます(笑)
貧乏なゼネコンですと
- 工具は自前
- 飲み物は自腹
が当然になります。
経験短い方なんかは工具をそろえるのに結構お金がかかります。
ですが、スーパーゼネコンはなんでも用意してくれるのでそこがさすがです。
飲み物
私の現場は事務所で飲み物飲み放題でした。
飲み放題といってもウォーターサーバーだけでなく、ペットボトルが沢山冷蔵庫に入っておりそれも飲み放題です。
つまり会社の冷蔵庫を勝手に開けて勝手に飲んでいいのです。
そこまでOKな職場ってなかなかないと思います。
もちろん現場に事務所のペットボトルを持って行っても怒られません。
下請け業者がヘコヘコする
スーパーゼネコンの元請けは派遣でも立場が強いです。
派遣も正社員も皆同じ服装なのもあり、職人さんは皆正社員だと思っているのでこちらから言わないと派遣なのか正社員なのかわからないです。
スーパーゼネコンパワーで指示をしやすいので変な態度とる人いませんし、変に歯向かってくる人も少ないです。
ですが、気持ちよくなって勘違いして威張るようになると、
職人さん怒らせてサイアク殴られてしまうこともありますので、勘違いだけはしないようにしましょう。
ほんとに優しいか、相手がスーパーゼネコンの元請けだから感情押し殺して我慢してるだけです。
まとめ
スーパーゼネコンは仕事が大変ですが、
- 給料も高い
- やりがいがある
- 工具、飲み物支給
とスーパーゼネコンならではのメリットがあります。
建設業自体がブラックととあるYouTuberさんがおっしゃってましたが都会の工事はほんとそれです。
これを楽しめるか、苦痛に感じるかで大きく変わってきます。
平均年齢が高い業界なので根性論押し付ける古い人も多いですが、今はそんな時代ではないので、大変な仕事も皆で楽しくやって行きたいですね。
どんどん任せてくれて若者に理解のある現場でしたら、きつくても楽しめます。