- 厳しい所長の下について毎日が辛い
- 厳しい現場だからこそ負けずに頑張っていきたい
建設業に務めて1年半の見習い現場監督です。
今日も元気におじさん達に毎日振り回されています。
その中でも厳しい所長の下につき、何しても怒られる毎日なので、メンタルなかなかきついですが、全てが悪いことだとは思ってません。
それはいいことにもつながるわけです。
人遣い荒いので悪く考えると、「パワハラ」ですが、逆に考えれば、良く考えることもできます。(前向きに考えないとキツイ)
いいも悪いも含めて、私が厳しい所長の元で実際に学んだことをまとめていきます。
とはいえパワハラはパワハラなので若者が嫌がる内容ですが、ご容赦ください。
工事現場の厳しい所長から学べること9つ
厳しい所長の現場につくと馬車馬のように働かせられます。
- 荒っぽい態度
- すぐ怒る
- わがまま
- 八つ当たり
- パワハラ
なんでもありです。
厳しいだけでなく、パワハラもある場合があり、嫌なことが多いです。
もう仕事行きたくないなぁと思うこともありますが、
だけではもったいないです。
辛い思いをした分、そこから学べることもあります。
報連相は通用しない
建設業で厳しい所長に報連相したら怒られることが多いです。
建設業でない方からすると「え?」って思いますよね。
私は新卒の会社で、報連相は基本中の基本とまで言われてました。
どの職種でも報連相は大事ですが、厳しい所長相手ですと以下の通りの反応があり得ます。
- 報告:「それがどうした」
- 連絡:「あっそ」
- 相談:「適当にやっとけ」
だんだん報連相するのがバカバカしくなってくるので、自分で考えて勝手にガンガン動くしかないなくなるってのが自分なりの答えです。
意地でも仕事をしない人がいる
建設業で厳しい所長のいる現場だと、仕事をサボっている職人や先輩現場監督を使わないで、真面目な新人現場監督に仕事をやらせることもあります。
これは、将来に期待しているからとか真面目だからとか理由は後付けできますが、やられたほうからすると作業量の違いがストレスになり疲れ果てます。
上下関係が激しいので偉いと思っている人は口は達者ですが、地球がひっくり返っても動かない人は動かないです。
褒められることはない
建設業ではほめられません。
男の世界なので、作戦は常に【ガンガンいこうぜ】です。
どんなに一生懸命やっても褒められることはありません。
褒められて育つ人にはきつい環境です。
パワハラが当たり前
建設業は平均年齢55歳と言われており年寄りが多いのでやばいぐらいパワパラあります。
しかも気の短い荒っぽい人が多いので、わがまま振り回されて疲れます。
ばかりです。
急に考えが変わっても文句を言わずに従うしかないのが現状です。
なぜなら所長に逆らうと退場されるリスクがあるからです。
任せてもらえる
現場所長がめんどくさがりなので、全部仕事を押し付けてくるって言い方もできますが、経験を積むと前向きに捉えることができればいい事です。
- 朝礼
- 職人への指示出し
- 掃除
- 買い物
- 業者対応
- 写真撮影
- 現場点検
- 測量
- 資料作成、管理
現場監督が私含めて3人いましたが、2人はたまに測量手伝うぐらいであとは何もしません。
所長から全部押し付けられて私1人で9割はやっているという経験がありました。
先輩2人は責任取りたくないのか、何もしてくれません。
私の仕事を監視して何かあると揚げ足とるだけです。
パワハラなので、メンタルきついですが、なんでもやってる分経験は詰めます。
ってなってしまい、ストレスになりますが、将来を考えればいいことなのかも知れません。
信頼されてるから任されてるって考えもありますしね。
簡潔に説明する力がつく
厳しい所長は気が短いので、簡単に言わないとすぐ怒ってきて話を遮るので話が長くなれば長くなるほど喋りにくくなります。
なので、嫌でも説明はうまくなります。
では、怒られる例と怒られない例を言いましょう。
怒られる例
結論から言わない
明日トイレの汲み取り業者が10時に来ます。
前半の1行を言ってる間に、「だからなんだ!」と怒られます。
前半の1行は聞かれたら答える形にしましょう。
怒られない例
超簡単に言う
細かい事情は聞かれたら答える形でOKです。
では次の例です。
怒られる例2
言い訳から始まる
「今やろうと思ってました」を毎回言う人がいて、
と所長を余計に怒らせていたことがあります。
この言葉を使いすぎると忘れてるだけだと思われちゃいます。
怒られない例2
のみでOKです。
「やったか、やってないか」だけ言えばいいのです。
掃除好きになる
工事現場はすぐ泥で現場が汚くなります。
建設業の人はとにかく掃除しないので、自分から率先して掃除するようになれば「プライベートでも掃除をする癖」が身につき、掃除を一生懸命やるようになります。
掃除をすることはやる気出すことに繋がりますし、うつ病をよくする習慣としても掃除は有名です。
仕事面でも綺麗な現場でしたら、いつ元請けのお偉いさんや役所の方が来ても気持ちよく見せることができます。
特にトイレは汚い箇所なので、こまめにやりましょう。
現場によりますが、まだまだ水洗ではないトイレもたくさんあるので汲み取りトイレはすぐ汚れて、匂いも付きやすいです。
建設業の人は清掃も偉い人から言われないと基本やらないでめんどくさがって片付けらない、掃除をしない人が多い業界なので、綺麗好きなのだけでも評価は上がります。
厳しい所長からも、掃除しているのだけはほめてもらえたことがあるので間違いないです。
責任感が培う
厳しい所長は人遣いが荒い上、とにかく動かないので
と若い新人現場監督に何でもかんでもやらせる傾向があります。
最初は年齢の問題もあるので仕方ないと思いますが、所長だけでなく先輩現場監督も自分が責任負いたくないから身体が動く新人現場監督さんに擦り付けているとも言えます。
悪く言えばただのパワハラなのでマイナスイメージが強いですが、頼まれた仕事は後々やったかやらなかったかを聞かれることで、全部自分でやらなければいけないんだなと、自然と責任感が身につくようになります。
責任の擦り付けあいが多く、立場の弱い人になんでもやらせて助けてくれないことが多いので、嫌でもしっかり仕事をするようになります。
なぜなら責任を擦り付けた人は、擦り付けるだけつけて好き放題に文句を言うからです。
リフレッシュ上手になる
所長が厳しいだけなら理不尽なことがなければましな方ですが、パワハラが酷いと仕事にいきたくなくてしょうがなくなくなります。
あまり酷いとうつ病になり遅刻しまくりになります。
誰もが簡単には現場を離れることができないんです。
どんな事情があれども厳しい所長の現場にいる限りストレスがとんでもないと思います。
ですが、それでも生活のために行かなければなりません。
ですが、精神的に追い詰められることで人は考えます。
「ストレス飛ばそう!!」と様々な方法を本気で考えられるようになるでしょう。
さいごに
建設業は
厳しい所長の現場につくと理不尽なことで怒られることがよくありますが、それでも歯を食いしばって頑張ることで、得ることもあります。
立場が弱いと所長以外の取り巻きからも好き放題言われてなかなかしんどいこともありますが、100%の悪人ではないことは多いです。
とはいえ、わがままな人が多いので、他の業界では考えられないことも平気でしてきます。
- 「会社が違う」ただの派遣である新人現場監督に経費を預けて買い物に行かせる
- タバコを買いに行かされる
- ジュースを買いに行かされる
- 駅まで送迎させられる
- 休日出勤はなぜかいつも新人現場監督のみ
- 災害時の対応を新人現場監督に丸投げ
なんてやらされた経験があります。
建設業経験者の方からするとパシリも立派な仕事って言いたい方も居るでしょう。
これ、わからんでもないですが、他の業界ではまずありえません。
これをただのパワハラと捉えるか、成長のいい経験と捉えるかあなた次第!