- 貯金は自分には無理だと思っている方
- 貯金できる人はお金持ちだからと思っている方
20XX年、時は岸田政権。
増税や物価高で苦しい生活の方が多いのですが、そんな中でも「貯金」がある方って所得の多い方だけだと思っていませんか?
それも一理ありますが、実はそれだけじゃないんです。
お金に困らないためには稼ぐ力よりも「貯蓄力」が一番重要なのです。「貯蓄力」で決まります。
今回はくらま先生作『すごい貯蓄 最速で1000万円貯めてFIREも目指せる!』という書籍を読みました。
お金を貯める方法のお話って誰にでも役に立つ情報なので一つでも多くの情報を知ることで、さらに「貯蓄力」が向上できるでしょう。
誰でもできることが書いてあるので、現在の収入関係なく学んで損はしない本です。
当記事では本書から学んだ重要ポイントを感想を言います。
『すごい貯蓄 最速で1000万円貯めてFIREも目指せる!』の内容
筆者情報
- 300万の奨学金を1年で返済する
- 貯蓄0・年収360万円からサラリーマン生活4年半で2000万円貯める
- 節約術により収入の80%を貯金できるようになった
著者は「貯金のカリスマ」だと思っていただければ話が早いです。
収入が増えなくて支出を減らすだけしかできなくても「貯蓄力」は増えます。
筆者はこの「貯蓄力」こそが最強の武器だとおっしゃってます。
お金持ちなのかどうかは稼ぐ金額より貯めている金額で決まるとのことです。
すごく極端な話ですが、確かに年収1億でも1年で1億使い切ったら手元は0円ですもんね。
投資、FIRE、老後資金すべてにおいて「今の年収アップ」よりも「今の貯蓄力」が大切です。
コントロールしにくい年収よりも支出の絞り方を重点的に解説しているので、ハードルも低くやれば誰でもできることなのです。
それを踏まえて学んだことを感想を踏まえて解説していきます。
筆者のくらま先生はYoutube活動もなされております。
倹者の流儀
学んだ節約術6つ
まずお金を増やすためには3つの方法があります。
- 支出を減らす
- 収入を増やす
- お金を預けて運用する
貯金額も
- 100万円
- 500万円
- 1000万円
と貯蓄を増やすための方法をステップアップ方式で解説なさっています。
貯金があれば最終的に投資が楽しくなり、老後の不安も消えることでしょう。
お金をためるのに年齢は関係ないのであきらめずに知識を得て実践していきましょう。
お金を貯めるには即行動
「何かを得るには何かを捨てる」という言葉が筆者の行動になりました。
本書では1000万円を溜めるまでのテクニックが書いてありますが、一番難しいのは100万円を溜めることです。
項目 | 筆者がしたこと |
---|---|
食費 | 一日一食 |
家具 | 全部段ボール |
テレビ | なし |
仕事 | 副業と掛け持ちする |
仕事時間 | 1日12時間~16時間 |
生活費 | 5万 |
月の手取り | 35万 |
月の貯金 | 30万 |
これ、筆者が社会人一年目の時の生活ですw
流石にここまで凄い結果を出すのは厳しいと思うかもしれませんが、社会人1年目の方がこれを達成できたとしたらどうでしょう。
希望が湧いてきませんか?
社会人1年目って会社からもスキルには期待されていない時期です。
上司からも能力はないと判断されている時なのです。
それなのにこれだけ貯金ができると言うことは本人の能力よりも本人の行動力のたまものだと思いました。
やはり無理とかダメではなく行動しかないので、お金を増やすには頭いい悪いよりもやるかやらないかの問題です。
他にも節約することによって周りの人が意外と節約できていないことに気が付いたり、節約行動するために健康意識が高まったりするので、メリットは多いです。
家賃は収入の3割は今の時代では厳しい
筆者は「今の時代そんなに家賃を払っていたら経済的ゆとりはできない」とおっしゃっていました。
家賃についてですが、私なんかも新卒時代で一人暮らしをするときに会社の方から言われたことがありますが皆さんはどうでしょう?若い方はもしかしたら言われたことないかもしれません。
「1人暮らしするときの家賃は収入の3割程度が一般的」と
これ、鵜呑みにすると
- 手取り20万円の方は家賃6万円
- 手取り40万円の方は家賃12万円
も払わなくてはいけません。
なんでも家賃は「人生の3代支出の1つ」で生涯で6000万円もかかるというデータがあるそうです。
月単位だと実感わきませんがトータルで考えるととんでもない金額ですし決してこちらに返ってくるお金でもありません。
なので、支出を減らすには家賃は切っても切れない存在です。
そこでまず筆者は家賃を3割どころか0.2割に抑えているそうです。
手取り | 家賃 |
---|---|
月235000円 | 5000円 |
これは家賃手当を家賃から引いた金額とはいえとんでもなく格安で住まれています。
なので、家賃が手取りの3割が高いなら2割にするってわけでもなく減らせるだけ減らすのが「貯蓄力」になるということですね。
家賃を下げるほど生活レベルを下げれ、より貯金ができるようになるってことです。
車を所持しない
筆者は新卒の時から車のいらない環境に身を置いてます。
田舎暮らしの方は厳しいですが、車は所持しているだけでお金がかかります。
なにしろ生涯コストが4000万円と言われています。
- ガソリン
- 自動車税
- 車検
- 定期的な買い替え
筆者が奨学金を返済した策としての1つは「車のいらない環境に身を置くこと」です。
- 車不要の職場に就職する
- 車不要の地域に住む(都内勤務で千葉や埼玉に住む)
都内で高い給料をもらいと都外で低い生活費で住む方法で筆者は「貯蓄力」を付けました。
保険は本当に必要?
保険はできるだけ入らない方がいいと筆者はおっしゃってます。
保険は皆がお金を出し合ってその中のたまったお金から困っている人に割り当てされる制度です。
なので、使う人もいれば使わない人もいるのです。
「果たして皆が当たり前のように入っている保険、、本当にあなたに必要ですか?」ってことです。
個人的には自動車保険だけは入った方がいいと思ってますが、貯蓄さえあれば自分で払えるものなので保険代はそのまま自分の貯金に回す方が無駄金にならないということです。
そもそも筆者は「健康保険」さえ入っていればもう十分だという考えです。
一番生活する上で困る病気やケガに対する割引制度がこの「健康保険」で賄えるので基本的にはこれだけで十分。
社会人ならこんなすごい保険に強制的に入っている中ほかに保険に入る必要があるのか?ということになります。
健康志向が必要
筆者もおっしゃってましたが、「平常な日常を取り戻す」ことは非常に大切です。
まず、そもそもお金に余裕がないと心にも余裕がなくなるのに色々なことに気を回せなくなって健康に気を遣わなくなります。
ストレスや不安により食事、運動、睡眠全てがいい加減になりがちです。
さらに病気のリスクも高まり、お金を失うことにつながります。
筆者も「貯蓄力」を付けることによって他人に対する思いやりや生活習慣が向上したとおっしゃってます。
- 過呼吸
- 動悸
- ストレス
- 身体に力が入らない
- 頭が重い
- 不眠
と嫌な症状が沢山でてきてうつ病みたいになってしまいました。
やはりお金がないと言うことはメンタルもボロボロになることにつながります。
精神面でもストレス「人生もうどうでもいいや」と堕落した生活をしないように「貯蓄力」を付けることは大切だと感じました。
自炊をする
筆者は自分で材料を買って自分で自分で作ることで食費を安くできるとおっしゃってます。
- 外食NG
- お弁当NG
- 冷凍食品NG
つまり全部自炊がいいとのことです。
- 太る
- 寝つきが悪い
- お金がかかる
なので、筆者は買い物は「コストコ」「業務スーパー」「肉のハナマサ」をオススメしております。
他にもふるさと納税を活用して食材を入手する方法もあります。
また自炊をすれば結婚しても女性が料理を作らないといけない古い考えに縛られることもなく、料理スキルも上がり妻を支えることもできます。
さらに調味料や糖質、脂質も自分で調整できるのでお金のみならず効率がよく健康的です。
感想
- お金を貯めるには即行動
- 手取りの3割を家賃にする考えは古い
- 車を所持しない
- 保険は本当に必要とは限らない
- 健康志向が必要
- 自炊をする
くらま先生作『すごい貯蓄 最速で1000万円貯めてFIREも目指せる!』を読んで学んだことと感想でした。
正直筆者のくらま先生は家具を全部段ボールにするぐらい節約の鉄人なので、本書に書いてあったことを全部やるのは普通の人には無茶な話です。
ですが、一つでもやれそうなものがあるなら実行すれば確実に人生の幸福度は変わると思いました。
私が一番共感したのは「手取りの3割を家賃にする考えは古い」ということです。
やはり節約はサイアクな時代に合わせることも一つの戦略だなと思いました。
当記事は比較的簡単そうなモノをピックアップしましたが、本書では100万円以上貯金がたまってからのテクニックもご紹介しています。
こんな時代でも、これだけ知恵を振り絞れば貯金はできるってことが証明された本です。
諦めずに人生楽しんでいきましょう。
筆者のくらま先生はYoutube活動もなされております。
倹者の流儀
★★★★
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