- 細くて軽い掃除機を探している方
- コードレス掃除機を探している方
細くて軽いコードレス掃除機である 極細軽量スティッククリーナー 『SBD-74』についてのレビューになります。
ただのコードレス掃除機ではなく多機能で多くの工夫の見られる掃除機となります。
ですが、極細軽量ならでの弊害もありますので、よかった点だけでなく気になった点もレビューしていきます。
『SBD-74』について
| 極細軽量スティッククリーナー『SBD-74』について | ||
|---|---|---|
| 発売日 | 2021年4月 | |
| 発売元 | アイリスオーヤマ | |
| 寸法 | （最大）幅236mm×奥行167mm×高さ1050mm | |
| 重さ | （最大）1.3kg | |
| 連続使用時間 | 9分～30分 | |
| バッテリー寿命 | 約500回 | |
| 充電時間 | 3時間 | |
『SBD-74』の使い方
極細軽量スティッククリーナー『SBD-74』に同封されているのは以下の通りです。
私の場合は展示品で箱なしで購入しましたが同じだと思います。
- 本体
- 延長パイプ
- フロアヘッド
- 電源アダプター
- 使い捨てダストパック25枚
- 説明書
3種類の運転モードに切り替え
掃除機の強弱を変更することができます。
| 3種類の運転モード | ||
|---|---|---|
| ターボモード | 強力 | |
| 標準モード | 普通 | |
| 自動モード | 節電 | |
スティッククリーナーとハンディークリーナーに切り替え
掃除箇所が狭いと基本的なスティッククリーナータイプでは吸い込み口が大きく掃除ができない場合があります。
そういう時にはハンディークリーナータイプに切り替えることで狭いスキマの箇所も掃除できます。
充電
バッテリー式なので、充電がキレてしまうと掃除ができなくなってしまいます。
- 本体の充電コネクターに充電プラグを差し込む
- アダプターをコンセントに差し込む
- 充電中は充電ランプが赤色点灯
- 充電完了で充電ランプ消灯
ちなみに掃除機の裏側には壁に立てかけられるように滑り止めゴムもついています。
ダストパック式
- 吸い込んだホコリはダストパックに収納
- ダストパックは使い捨て
一杯になったら捨ててしまいましょう。
取り外しは簡単です。
- カバーをスライドで外す
- ダストパックをパックホルダーごと上に引いて取り出す
- ゴミ箱の上でダストパックの角をつまんで捨てる
- パックホルダーの根本まで新しいダストパックを差し込む
- ダストパックとカバーを戻す
パックホルダー（オレンジ）は捨てないように注意しましょう。
後は元通りに戻せば完了です。
新しいパックホルダーを取り付けしましょう。
※本体購入時にダストパックの予備が25枚同封されております。
『SBD-74』のよかった所
ただの細いコードレス掃除機ではありません。
かなり機能が多くて優秀です。
- 細くて軽い
- コードレスでサクサク掃除
- ほこり感知をランプで示してくれる
- 自動モードで節電できる
- ハンディータイプで閉所も対応
細くて軽い
極細軽量スティッククリーナーという名前の通り細くて軽いです。
重たい掃除機ですと持ち運びも大変でおっくうになってしまうこともありますが、軽い掃除機でしたら掃除のストレスも減ります。
女性の方も力を使わずにスイスイ掃除ができます。
コードレス
私は以前までコード付きの掃除機を使用していたからこそ思うのですが、個人的にはワイヤレスなだけでも評価高いです。
コードが邪魔にならないだけでなく、部屋の掃除が終わって廊下や玄関まで掃除したい時にコードが届かなくなってしまい、次に掃除したい箇所にコンセントを付け替える面倒な作業が必要なくなります。
ホコリ感知機能搭載
今掃除している箇所のホコリの量を検知してくれます。
ランプの色でホコリが多いのか少ないのかを示してくれます。
| 2種類のホコリ感知機能 | ||
|---|---|---|
| 赤ランプ点灯 | ほこりが多い | |
| 緑ランプ点灯 | ほこりが少ない | |
カーペットの掃除する時なんかはホコリの量は見てもよくわからないこともありますしランプがあることによって箇所によっての汚れ具合が把握しやすいです。
パワーの自動機能で節電できる
- 掃除機の手を止めると弱くなる
- 掃除機の手を動かすと強くなる
つまり節電になります。
| モードによる連続使用時間 | ||
|---|---|---|
| 標準モード | 20分 | |
| ターボモード | 9分 | |
| 自動モード | 30分 | |
またホコリの量によって自動的にパワーを調節してくれるので無駄なく電池の消費量を抑えられる機能です。
２つのタイプに使い分けができる
- スティックタイプ
- ハンディータイプ
に部品の取り外しでタイプを切り替えることができます。
スティックタイプだと掃除機がぶつかってしまう狭い箇所なんかはハンディータイプに切り替えて臨機応変に対応することができます。
しかもハンディータイプのブラシはつけ外しではなく、回すだけで取り付けできるのでどこかに保管する必要もなく常に本体と一心同体なので管理が楽です。
『SBD-74』の気になる所
極細軽量スティッククリーナーだからこその悩みといった感じです。
- 吸引力が強くない
- ダストパックが小さい
- ダストパックが使い捨て
吸引力が強くない
掃除機なので吸引力が強くないのはマイナスです。
細くて軽い掃除機なので、妥協しなければならないポイントでもあるのかなと感じましたが、せっかく掃除機をかけているのに吸い取れないゴミがあるのは困る所です。
ダストパックが小さい
極細軽量スティッククリーナーという名前の通り、細くて軽い掃除機なので仕方ないのですが、ゴミ溜めも小さくあまりホコリを溜めることができません。
1人暮らし用でしたら問題ないのですが、ファミリーで使用する際にはすぐダストボックスが一杯になってしまって交換ばかりで大変かもしれません。
ダストパックが使い捨て
ダストパック式だとなくなったら購入しなければいけないので、それがひと手間です。
本体購入時に25枚付いていますが、約1年分とのことです。
ダストパックも適当なモノを取り付ければいいわけではないので、お近くのお店で該当するダストパックを購入できない方からすると労力になります。
まとめ
- 細くて軽い
- コードレス
- ホコリ感知機能搭載
- パワーの自動機能で節電できる
- ２つのタイプに使い分けができる
- 吸引力が強くない
- ダストパックが小さい
- ダストパックが使い捨て
極細軽量スティッククリーナー 『SBD-74』のレビューですが、ただの細くて軽いコードレスの掃除機ではなく、ホコリ感知ランプや自動モードによる節電機能もあり機能面は素晴らしいの一言です。
他にもダストパックの取り出しやすさや立てかけられるように滑り止め加工、ブラシノズルは本体と一心同体で回転するだけで取り付けられるといった工夫もあります。
極細軽量スティッククリーナーならではの気になる点もありまして、ターボモードだと9分しか持たないので私のような一人暮らしの人でしたら十分なのですがファミリー用で掃除機をお探しの方には向いていないと感じました。
なので、一人暮らしの方向けの掃除機なのかなといった感想です。
