- ストレスで不安や心配を抱えている人
- ストレスで体調不良になる人
- 自己管理に悩む人
- 時間管理に悩む人
鎌田 敏先生作『ストレスの9割はコントロールできる』という書籍から学んだことをお伝えします。
ニンゲンは誰もがストレスを抱えているので、ニンゲンの皆さんは誰しもストレスコントロールの知識は身に付けた方がいいです。
筆者の鎌田 敏先生は「震災、リストラ、パニック障害」など様々な辛い経験をなされた方ですが、ご自身の経験により対処法や予防法を身に付けることができました。
生活環境やニンゲン関係で元気の出ない方は本書も是非読んでください。
- タイトル:ストレスの9割はコントロールできる
- 著者:鎌田 敏
『ストレスの9割はコントロールできる』から学んだ12の方法
生活をする上でちょっとしたことで必ず生まれるのがストレスなのですが、コントロールできるようになることで楽しい生活を送れるようになります。
本書で学んだことの中から12項目ピックアップいたしましたので、少々長いですがお付き合いください。
スマホ依存を減らす
ほとんどの方がスマホによるストレス抱えてます。
スマホはもはや電話だけではない、仕事にもつかえる小型パソコンなのでまともに見ていると「フェイクニュース、SNS、LINE」と情報が滝のように流れてきます。
これって「なんでも知れるからいいじゃん」と思うかもしれませんが実はデマ情報も多いですので、情報量に振り回され脳が疲れやすいデメリットがあります。
とにかくずっとスマホをいじっていると寝る時間以外脳がフル回転になってしまいそれがストレスになります。
- スマートフォンはカバンにしまったり手元に置かないようにする
- 通知の管理をする
- スクリーンタイムの管理し、制限する
- スマホ以外に夢中になれる活動を見つける
- 私はスマホでちょこっとにゃんこ大戦争で遊んだりLineの返信したりで必要最低限のことをやったらあとはしばらくいいやって遠くにぶん投げてます。
- SNSは通知オフにして興味ない人に無駄な意識と時間を使わないようにして、Lineもそこまで一生懸命返信しないです。
- どうでもいいことしか言わない人をミュートにしたり、メルマガとかも必要なければどんどん解約したりしてできるだけ情報に振り回されないようにしましょう。無駄を省かないと余計な情報ばかり見ることになり疲れます。
- 私は一週間に一回は必ずサウナに行くのですが、2時間ぐらいスマホを手放せる時間になるので、開放感があります。
- 脳を休めて何も考えずぼーっとするのがデジタルデトックスになります。(デジタルの刺激からの解放)
解決できないストレスは緩和させる
絶対に避けられないストレスは結構あります。
むちゃくちゃ多忙だったり車の渋滞みたいに解決できないストレスとの付き合い方も視野に入れた方がいいです。
急いでいるときはどうしても焦りも生まれてストレス溜まってしまいますが、解決できないストレスの対処をうまくできないと心身疲弊しきってしまいます。
ストレスになるのはしょうがないので、どうやって緩和させるかが重要です。
- ストレスの源を避ける
- 他の活動を行う
- いい食事、睡眠、運動で自己ケアする
- 他人からサポートを求める
- ストレス管理テクニックを学ぶ
- 例えば、わたしの場合でしたらブロガーなのでどうしてもブログが落ちてしまうと伸び悩みのストレス感じることがあります。
- 少しでもストレス緩和させるためにも、「絶対人のせいにしない」「宣伝が下手くそなだけ」「筋トレで緩和させる」「批判コメントは返信すると煽られる可能性高いので絶対返信はしない」「感謝してくれる人に本気で感謝する」などモチベーションを下げずに前向きになれるよう考えてます。
苦手なことをする
苦手なことって基本皆やらないですが、苦手なことを克服できないのは現実逃避に走ってしまったりしてしまいストレスになりやすいです。
「苦手なことをしてもストレス余計たまるだけだろ?」と思うかも知れませんが、行動することはポジティブなのでスッキリしてストレスも減ってやってよかったと思えるようなことも多いです。
やってみることで経験により慣れにもなってだんだん楽しくなってくるだけでなく成長につながることも多くやらないことがもったいないことにつながることが多いです。
マクドナルドは短所を補うより長所を伸ばす経営法をしていると昔読んだ本に書いてましたが、それももちろんいいですが、逆に短所克服でも見える世界はあります。
- 自信が身につくと思う
- 自分の可能性が広がると思う
- 満足感を得られる
- 心理的な解放感を得られる
-
私の経験では
- 「普段は我慢する性格だけどブチギレたときに自分の思いを相手に全力でぶつけてうるさい奴を黙らせた」
- 「一番苦手な人にわからないこと聞いてみたら誰よりも有益な情報を教えてくれた」
- 「人生初のダイエットで痩せる方法だけじゃなく食事での健康にも興味を持ち勉強しまくって一気に詳しくなった」
などなど苦手なことってなかなかやらない分、やってみると新しい発見多いですし、ニンゲン関係でも苦手な人だと自分の脳内で解決しても愚痴になりやすくなかなかいい方向に転ばないので相手と思いを伝えないとよくならないことが多いです。
見栄を張らない
「カッコよくて強い自分」を演じていると他人からの視線が気になりストレスになりやすいです。
まず、ニンゲンは弱いです。特に男性はもっと弱いです。
若い内は体調悪いのに強がったりして見栄を張るもんですが、根性の時代ではないですし、日本人の3割はうつ病と言われているので、メンタルが弱いことは別に隠さなくていいです。
相手は選んだ方がいいですが自分の恥ずかしいところって正直に言った方がスッキリすることが多いです。
また、ニンゲンだれしも承認欲求がありますが、承認欲求得るのって実績や知名度がないとハードル高いものでリアルで満たせない方がほとんどなのでネットで満たしたくなります。
皆さん「いいね」欲しさに注目を集めるコメントをしてますが、承認欲求が強くなりすぎるとヤフコメ民みたいに刺激的なことを言人が多いです。ですが沢山「いいね」が付いたとしても不快な内容だと反感も買いやすいので結局はストレスコントロールにならないことも多いです。
- 承認欲求からの解放
- 偽りの自分からの解放
- 自分に寛容になる
- 素直になる
-
現場監督をしてた頃、パワハラ酷い現場にいたことがあります。
- 「3人居て何故か私にしか指示出してこない」
- 「私が8割ぐらい仕事して残り2人は勤務中寝てたりYoutubeを観てて暇そうにしている」
- 「暇なくせに手伝いをお願いしても拒否してくる」
- 「何かあったら責任は全て私に押し付け」
- 「仕事しないくせに私の揚げ足をめっちゃ取る」
この現場はホントにストレスやばくてニンゲン嫌いになってました。(上司に相談しても「我慢しろ」でおしまい)
建設業はなかなか弱音吐けない世界なので職場では弱い姿見せなかったのですが、プライベートでは彼女に弱音吐きまくっており毎日「パワハラでメンタルきついから俺をいい子いい子してくれ」ってLineで言ってました。
人にバレたら情けない話ですが、病むよりましです。
弱音吐く相手さえ間違えなければ問題ないです。
失敗を恐れない
ほとんど人は失敗が怖いです。
ですが、現実では消極的で遠慮するよりも自分から名乗り出て失敗するほうが、成長にもつながりますし、評価も高くなるものです。
逆に失敗が怖くて遠慮してしまうと後悔もふえストレスにつながります。
だって失敗しない人なんていないですし、一つの経験を積むことができるので失敗は必ず次に活かせます。
自分が失敗することによって注意喚起として伝えることもできますし、プラスになることばかりです。
ネットだと逮捕歴ある人とか他人のたった一回の失敗を狂ったように批判してくる人がいますが、努力している人は苦労している分自分自身が沢山失敗してきているので、他人の失敗には文句言いません。
つまり他人の失敗を批判ばかりする人は、少なくても「今は何も頑張ってない人」なのでネガティブな無駄情報しか言いません、相手してもマイナスにしかならないのでほっときましょう。
- 他人の目を気にしなくなる
- 成功だけでなく、失敗から学べることがある
- 自己肯定感を上げれる
- プレッシャーを減らせる
- 経験によりアイデアが生まれやすくなる
-
私の場合ですと上司にわからないことをそのままにして質問しなさすぎなのをよく怒られていました。
- 「もう私はバカだと思われてもいいのでどんどん聞いていいですか?」と30代にもなって物凄い恥ずかしい質問したことがあります。
- 「新卒でもないのに何恥ずかしい質問してしまったんだ」と質問内容は失敗だった思いましたが、上司から「そうだよ、バカだと思われてもいいからガンガン聞いてこい」と言われたことがあります。
- それから自分の中の壁が取り除かれたのか「上司の顔色など関係ねぇ」「仕事で困ってるから聞いてるだけだ」とそれから遠慮なく行けるようになったので飲み会でも「失敗もあるけど最近積極的でいいぞお前」と褒めていただきましたし結果よかったです。(上司がしっかり受け止めてくれるいい人なのもありましたね)
それに恥ずかしいのは一瞬ですし、相手はこちらの発言をなんとも思ってないことが多いので、失敗って別に大したことないことが多いですし、新しい発見も生まれてくるので別に悪いことではないです。
完璧主義はストレス溜まりやすい
妥協した方がいいです。
完璧主義ですと例えば書類の提出物一つでも時間がかかりすぎてしまいますし、自分が完璧を目指しているほど他人の書類にも完璧を求め他人が許せなくなりすぐケチつけてニンゲン関係を悪化させやすく自分だけでなく相手もストレスになります。
(自分が全然できていないのに他人には完璧求める人もいますが)
- なんでも100点を目指すのではなく、60点ぐらいを目指す
- 目標をリアルに設定して達成可能な目標を組み込む
- こまめに自分の成果を評価する
- 自分の失敗を許す
「学習性無力感」
「どうせ無理」「どうせダメ」等「どうせ思考」の方は自分を苦しめてストレスを抱えてしまいます。
ポジティブ心理学のセリグマン教授はこのことを『学習性無力感』を名付けました。
不快なことを沢山経験すると不快から逃げる気持ちすらもわからず努力もしなくなるとのことです。
マイナスの感情は記憶に残りやすいので物事を悲観的にとらえて自分へのダメ出しばかりになります。
- 小さな「ありがとう」を集める
- 小さな成功体験を積み重ねる
- 信頼できる人と話す
- 自分を褒めるようにする(無理矢理でもいい)
「青い鳥症候群」にならない
「青い鳥症候群」とは高い理想を求めすぎて結局何もかなえられない人です。
現状に満足できていなくいつまでも高い理想を求めているとストレスになります。
婚活女子に多いですが、自分は何も努力せず年収1000万以上の男性を求めて誰からも相手されない方なんかまさにそうです。
目標はデカイほうがやりがいありますが、すぐにかなえられる理想も沢山用意した方が成功体験も積み重ねることができてストレスにもいいです。
- 小さな成果に感謝の気持ちを持つ
- 達成できる目標設定に直すことで小さな成功体験を積み重ねる
- プレッシャーの軽減
- 自己肯定感の向上
- 自分のスキルを高める
「ゼロイチ思考」にはならない
「ゼロイチ思考」とは物事を「あり」「なし」のように両極端にしかとらえられない思想のことです。
他にも完璧を求めすぎるゆえ、一つの思考しか持っていない傾向もあります。
一つのことしか考えられなくなるので、そのたった一つの考えがうまく行かなかったときに身動き取れなくなりストレスとなるのです。
なので「プランA」「プランB」「プランC」と何かをするときに1つのプランだけでなく沢山のプランを用意することですぐにさまざまな対応に切り替えることができるのでプレッシャーも緩和され安心感も全然違います。
- 自分に厳しくしすぎない
- 失敗に寛容になる
- 自分を肯定する
- 心身のリラックスをする
相手に期待しすぎない
親しい仲の人ほど「これぐらいするだろ」「言わなくてもわかるだろ」といって過度に期待をしてしまうことが多いですが、期待しすぎていると「してくれなかったこと」を気にするようになってそれがストレスになります。
他人をコントロールするのは難しいものです。
期待に応えてくれずうまく行かないことも多いので、1つ1つ気にしているとストレスになりますし、我慢できずに激怒していてはニンゲン関係も悪くなります。
- 自分でやる
- 責任を他人に押し付けすぎない
- ただの自己中になってないか自分に問う
- 柔軟性を持つ
- コミュニケーションをしっかり取る
身体を動かす
どんなにポジティブ思考でもストレスコントールできないものもあります。
ストレスコントロールしやすい方法としては身体を動かすことです。
身体を動かすことでストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が減少するので身体の緊張や不安を軽減し、リラックス状態に移行することができます。
- ストレスホルモンの軽減
- 幸福ホルモン分泌
- リラクゼーション効果がある
- 睡眠の質の向上
- 自己肯定感の向上
よく笑うようにする
笑って声を出すことは心をスッキリさせるデトックス効果が抜群です。
息を吐き沢山だすことは健康にもよく、笑うということは心によくないモノを声に「出す」ということなので心身の健康にデメリットのない行為です。
また、長生きなさっている方で元気な方はよく笑う方が多いですね。
ストレスたまったときには「息抜きをしようか」とよく言いますが、その名の通り息を吐く行為はストレス解消にいいのです。
笑うことでさらに快楽ホルモン分泌などプラスアルファでメリットがあると言うことです。
笑顔が多いと相手も安心しますし、印象もよくなるのでいいことだらけです。
- ストレスホルモンの軽減
- 心の緊張をほぐす
- 心理的な解放感をもたらす
- いいコミュニケーションが取れる
まとめ
- スマホ依存を減らす
- 解決できないストレスは緩和させる
- 苦手なことをする
- 見栄を張らない
- 失敗を恐れない
- 完璧主義をやめる
- 「どうせ思考」をやめる
- 高い理想ばかり求めない
- 行動プランは複数用意する
- 相手に期待しすぎない
- 身体を動かす
- よく笑う
生活する限り誰もが抱えるであろうストレスについてのお話でした。
ストレスコントールの話はニンゲンだれしも一度は学んだ方がいいです。
もし、日本人全員がストレスコントロールを身に付けたら、冷静な話し合いもしやすくなり
飲み会で部下の悪口いう上司やネットでの誹謗中傷もなくなって平和な世界になることでしょう。
まだまだ学んだことはありますが、他にも知りたい方は是非とも本書を読んでください。
★★★★
今回記事作成にあたり参考にした『ストレスの9割はコントロールできる』は「Kindle Unlimited」にて無料で購入いたしました。
▽30日間無料で200万冊読み放題▽
・有名/ベストセラー書籍多数あり
・小説、ビジネス書、自己啓発書、旅行ガイド、漫画など、さまざまなジャンルの本が読める