- 人付き合いが苦手な方
- 人に好かれないことがよくないと思っている方
ぽの先生作『人付き合いは苦手な方がいい: 気にしいさんが自由に楽しく生きるための方法』という書籍のレビューになります。
当記事では本書から学んだポイントや感想を交えてレビューいたします。
人付き合いが苦手な方は本書で何度も出てくるワードである「気にしい」の可能性が高く普通でしたら生きにくいと決めつけてしまいがちな状況です。
ですが、それを逆手に取ることで「気にしい」でも楽しく生きられる方法があります。
筆者情報
筆者情報 | ||||
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お名前 | 環境 | |||
ぽの | 気にしい専門アドバイザー |
あらすじ
世間的には人付き合いが苦手な方は楽しく生きることができないと言われています。
なので、人付き合いに関しては克服しなければならない風習があるでしょう。
ですが、本書では考えが違い逆にメリットだととらえてしまおうという内容です。
筆者の経験をもとに人付き合いの苦手に関係する「気にしい」を逆利用する考えです。
見どころ
人付き合いは苦手でもいいというお話になります。
その人付き合いに関して苦手意識を持つのは「気にしい」に原因があるとおっしゃっています。
本書ではこの「気にしい」が大きなキーワードとなっています。
その「気にしい」「気にしい」するのが一般的ですが「気にしい」を悪く思わなくて済む方法を学んだのでご紹介いたします。
「気にしい」について
まずの根っこのお話である「気にしい」そのものについてのお話です。
「気にしい」とは大阪の方言で心配性や神経質のことです。
「気にしい」な正確な方は基本的に何でも気にしやすい性質なので自身に魅力を感じなかったり自身を過小評価してしまったりしがちです。
自己肯定感を高く保ちたい
誰とでも分かち合えるわけではないのでありのままの自分がいいとのです。
「気にしい」だとどうしても自分の悪い所ばかりに目が言ってしまい自分のいい所も自分でつぶしてしまうことになります。
ですが、逆に自己肯定感が高いと「気にしい」でも自分の意見も堂々と言えるようになります。
つまり周りを気にするよりそのままの自分を出す方が誰とでもオープンに付き合うことにつながるとのことです。
仕事でも行動しないと覚えられないのでそこは怖い人相手でも自分らしく自分に自信をもって堂々とやりましょう。
自己肯定感を高めるためには自分に自信をつける行動がいいです。
私としてはしっかり「リフレッシュ」「筋トレ」「読書」等皆がやりたがらないプライベートでの努力をすることで自己肯定感を高めることができます。
嫌われることを恐れない
「気にしい」な人ほど人から嫌われることを恐れているでしょう。
ですが、どう思われるかを気にしすぎていると変に緊張してしまってうまく力が発揮できません。
否定されたりするのが怖くて他人の意見に合わせてしまったりうまくコミュニケーションが取れなかったりするのでそれは自分の力を出せない原因になります。
私自身もかなりの「気にしい」なので仕事中なんかは陰口言われたりしてないか気にしてしまう癖があります。
仕事は会う人を選べるわけではないのですが、嫌いな人と必要以上に無理して付き合わなくてもよく、話して気が楽な人と沢山関わればいいだけです。
私の場合は自分に冷たい人には必要最低限しか関わりませんが、自分に友好的な方には普通に会話してます。
「気にしい」は認めると楽
「気にしい」は生まれ持ったものではなく成長の過程で身に付いたものとのことです。
「気にしい」度が高いほど苦手な環境が多いかもしれませんがそれらに無理して付き合う必要はないのです。
むしろ「気にしい」なほど【こいつは危険人物だ】【こいつには人生相談してはいけない】とセンサーが働くこともあります。
人付き合いが苦手な「気にしい」だからこそ誰よりも人間関係に悩み、「気にしい」なりに自分にとってストレスのかからない人の区別もつけやすいものです。
それに「気にしい」なのは認めた方が「気にしい」なりにストレスのかからない生活を見出しやすいです。
私でしたら「気にしい」だからこそ職場の人には絶対副業のことは話さないです。
日本人は陰湿なので副業で稼ぐことを馬鹿にしてモチベーションを下げさせてくる人が多いと思っているからです。
独自の視点
人付き合いに関する内容ですが、人付き合いが苦手なのは基本的に皆さんマイナスにとらえがちだと思います。
ですが、本書ではその人付き合いが苦手なのは全然マイナスではないよということに重点を当てています。
「気にしい」は人生の生きにくさを感じることが沢山ありますが、前向きにとらえることができれば何のコンプレックスにもなりません。
無理して常識通りに生きなくてもいいですし、社会の波に従わなくてもいい。
息が臭い奴には近づかなければいいですし、飲み会が嫌なら断ればいい。
「気にしい」な方ほどいい人だと思われたくて頑張るとは思いますが、無理してもストレスなだけなのでもっと羽を伸ばして生活できるほうがいいと感じました。
「人付き合いの得意/不得意」よりも自分らしさを大事にすることのほうが大切だということが分かる内容でした。
感想
- 嫌な奴とは必要最低限だけ関わればいい
- 無理のない人付き合い
- 「気にしい」だからこそ危険察知能力が高い
- 「気にしい」は認めた方が精神が楽
人付き合いは苦手でも全然大丈夫だよという内容でした。
私自身も結構な「気にしい」なのですが、本書を読んで前向きに考えられるようになりました。
「気にしい」を「気にする」人はとても多いと思うので、「気にしい」を直そうとしてもうまく行かない方は是非ともご覧になって欲しいです。
「気にしい」は改善を頑張るよりうまく付き合う方が楽だと感じるお話でしたので読むだけでも気が楽になれました。
★★★★
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